ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01 旅と鉄道

村を守った「普代水門」

(写真1 海側から見た高さ15.5メートルの巨大な普代水門)先人の信念高さ15.5メートル 漁業が主な産業で人口3千人に満たない岩手県下閉伊郡普代村。陸中海岸の北部に位置している。 その中心、三陸鉄道北リアス線の普代駅から陸中黒埼灯台を目指すと…

全面復旧の山田線盛岡-宮古間

(写真1 宮古を出るとしばらくは山田線に並行して閉伊川と国道106号線が寄り添う)カラス列車も今は昔 宮古からはJR山田線で盛岡に出た。 山田線は、盛岡を起点に宮古を経て釜石に至る営業区間157.5キロの長い路線。盛岡-宮古間は山岳路線であり、…

復旧工事急ピッチ山田線宮古-釜石間

(写真1 駅ホームの形を見せ始めた山田線大槌駅)被災地の鉄道 岩手県沿岸部の鉄道には、北から三陸鉄道北リアス線、JR山田線宮古-釜石間、三陸鉄道南リアス線とあっていずれも甚大な被害のあったところだが、このうち南北のリアス線についてはいち早く復…

山田から田老へ

(写真1 国道45号線沿いに延々と続く防潮堤の壁)7年目の被災地へ③ 遅れていた山田の市街地でも復興工事が急速に進んできていた。市街中心部では銀行の支店が次々と開業し、スーパーマーケットなど商業施設も賑わっていた。 海際を走る国道45号線沿い…

国道45号線を北へ

(写真1 鵜住居駅前に建設中のラグビーワールドカップ大会の会場)7年目の被災地へ② 大船渡からは国道45号線をひたすら北へ進み釜石を経て山田を目指した。 釜石の次が鵜住居((うのすまい=釜石市)。山田線なら釜石から二つ目の駅。山田線の復旧工事が…

7年目の被災地へ①

(写真1 土地の嵩上げ工事が進む陸前高田市街。奥は高田松原の防潮堤)岩手県沿岸部を北上 2011.3.11の東日本大震災から7年になる被災地を訪ねた。 震災直後から毎年現地を訪れているが、今年は岩手県沿岸部を南から北へと巡った。毎年決まったよう…

ニューヨーク公共図書館

(写真1 ニューヨーク公共図書館の外観)充実した運営 五番街を歩いていたら、西40丁目と42丁目にまたがってボザール様式の重厚な建物があった。ボザール様式とは、列柱が特徴の建築様式で、グランドセントラルターミナルにも見られ、19世紀から20…

ニューヨークのスターバックス

(写真1 ニューヨークの街角に必ずあるスターバックス)現代のニューヨークを体現 たいそうなタイトルを付けてしまったが、スターバックスコーヒーは日本でも人気のコーヒー店で、全国各地に店舗がある。また、日本に限らず北京や上海、ソウルなどでも普通…

バーンズ財団

(写真1 バーンズ財団美術館外観)フィラデルフィアの美術館② バーンズ財団の美術館は、フィラデルフィア美術館から都心に向けて坂を下っていった途中にあった。また、この手前にはロダン美術館もあった。 外観は窓が少なくいかにも美術館のような現代的な…

フィラデルフィア美術館

(写真1 フィラデルフィア美術館正面)フィラデルフィアの美術館① フィラデルフィアでは二つの著名な美術館を訪ねることができた。フィラデルフィア美術館とバーンズ財団の美術館で、ともに世界有数のコレクションで知られる。 二つの美術館は、ベンジャミ…

フィラデルフィア散策

(写真1 フィラデルフィアの中央駅30丁目駅)美しい古都 ニューヨーク滞在中の一日、少し足を伸ばしてフィラデルフィアを訪ねた。私は滞在中に近隣の都市へ、ある種のエクスカーションをするのが好きで、これまでもニューヨークからワシントンへ日帰りの…

世界経済の中心街

(写真1 9.11跡地に建つ1ワールド・トレード・センター・ビルら)WTCとウォール街 ニュージャージーからはNYウォーターウエイのフェリーでハドソン川を渡り帰ってきた。上陸地点はワールド・フィナンシャル・センターである。 いきなり世界経済の中心街…

ブルックリンから

(写真1 ブルックリン・ブリッジ・パークから見たマンハッタンの景観。右側のひときわ高い尖塔を持つのが1WTCビル)独特の叙情 このたびのニューヨークでは、ニュージャージーに渡ったので、ブルックリンを訪れる予定にはそもそもなかった。ブルックリンが…

ニュージャージーへ

(写真1 ホーボーケンに向かう船上から見たニュージャージー)フェリーでハドソン川を渡る マンハッタン島の西の対岸はハドソン川を挟んでニュージャージー州である。特にハドソン川沿いの南一帯は、マンハッタンへの通勤圏として近年人気が高まっていると…

NYの二大ターミナル

(写真1 グランドセントラルの豪華なグランドフロア)グランド・セントラルとペン・ステーション グランド・セントラルとペン・ステーションは、ニューヨーク(NY)の二大鉄道ターミナル。どちらも発着番線数が膨大で、日本の鉄道駅では想像もできないほど巨大。 …

NYの中心マンハッタン

(写真1 ニューヨークの中心五番街の通り)世界無二の魅力的な街 ニューヨークは、マンハッタンのほかクイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランの5つの行政区で構成されているが、マンハッタンがニューヨークの中心であって、一般的にニューヨ…

エイジングビーフとハンバーガー

(写真1 エイジングビーフのステーキ)ニューヨークの食 ニューヨークの食に対する評価は必ずしも芳しくないが、果たしてどうだろうか。人種のるつぼといわれるように様々な人々が暮らしているから食も多種多様なことは確か。 そういう中でこれはニューヨー…

NYの新名所ハイライン

(写真1 高架鉄道跡地を公園化したハイライン)貨物専用線の廃線跡を公園化 ニューヨーク(NY)で新名所となっているのがハイライン(High Line)と呼ばれる公園。 かつてウエストサイド線と呼ばれていた貨物専用線は廃線となったまま長らく放置されてい…

3年ぶりのニューヨーク

(写真1 都心部では工事中の高層ビルが数多く見られ、まるで建築ラッシュの様相だった)ニューヨークの表情 結局、ニューヨークには17日から7日間滞在した。日付変更線をまたぎ機中泊も含めれば24日に帰国したから7泊8日の長い旅となった。 ニューヨ…

大雪のニューヨーク

(写真1 大雪に見舞われた21日のニューヨーク)帰国便が欠航 先週はニューヨークに旅行した。 計画では、21日にニューヨークを発って22日に帰国している予定だったが、21日の帰国便が大雪のため欠航となってしまい、結局、2日間足止めされて24日…

東急全線に乗る

(写真1 東急渋谷駅地下5階の3番線4番線ホーム。右の車両には東横線90周年の表示)人気路線広がる 旅が好きで鉄道も好きだから随分とあちこちで鉄道に乗っているが、少ないのが足もとの鉄道。もちろん一度は全部を乗っているし、たびたび乗っている路…

独特の風情漂う城崎温泉

(写真1 城崎温泉を象徴する大谿川沿いの景観)海内第一泉 このたびの丹後半島周遊では、宿は城崎温泉に取った。兵庫県豊岡市にあり丹後半島からははずれるのだが、豊岡から山陰本線でわずかに二つ目。 城崎温泉駅に降り立つと、土産物屋が並んでいる駅通り…

天橋立を眺望

(写真1 傘松公園から眺めた天橋立)日本三景の一つ 経ヶ岬からの帰途は、天橋立に寄った。丹海バスで経ヶ岬から天橋立駅に向かうと、少し手前に天橋立ケーブル下という停留所があった。最寄りの停留所である。 (写真2 傘松ケーブル) 通称傘松ケーブルと…

丹海バスで巡る奥丹後

(写真1 激浪が襲う間人の海岸)念願の間人に寄る 丹後半島周遊。前日は京都丹後鉄道(丹鉄)で半島の付け根を横断した。翌日は、丹海バス(丹後海陸交通)に乗って丹後半島の外周を日本海沿いにひたすら走った。 3月2日。スタートは、宮津線の網野駅。丹海…

京都丹後鉄道全線に乗る

(写真1 丹鉄の中心宮津駅)丹後半島を周遊 先週は丹後半島を周遊した。 丹後半島は、日本海にこぶのように突き出た半島で、近畿地方の北端に位置し、半島の全体が京都府に含まれる。この半島を鉄道で横断し、バスで海岸沿いをぐるっと外周した。 まずは鉄…

ユニークな大塚国際美術館

(写真1 美術館外観)すばらしいコンセプト 大塚国際美術館は徳島県鳴門市所在。大塚製薬グループの財団の運営である。徳島からJR鳴門線で約30分、終点鳴門下車。駅前からバスで20分弱。このバスは徳島駅前始発で、徳島空港や鳴門駅を経由し美術館の…

「こんぴらさん」にお参り

(写真1 本宮までは785段の急な階段をひたすら登らなければならない)讃岐の金刀比羅宮 先日の四国旅行では、こんぴらさんと呼ばれ親しまれている金刀比羅宮(ことひらぐう)にお参りした。高松市あるいは香川県にはたびたび訪れているのだが、こんぴら…

松本電鉄上高地線

(写真1 JR松本駅7番線に停車中の松本電鉄上高地線電車)アルピコ交通の経営 大糸線を終点松本で下車したら、同じホーム反対側7番線が上高地線だった。折角の機会だしこの路線にも乗ってみることに。 ただ、この上高地線が所属する会社名が複雑。かつて…

豪雪の大糸線

(写真1 南小谷駅で発車を待つJR東日本列車(左)とJR西日本列車)南小谷駅で運転系統変更 前夜は長岡で旧友と一献傾けて、翌日は長岡から信越本線で直江津、さらにえちごトキめき鉄道に乗り継ぎ糸魚川へと向かった。北陸新幹線開通による並行在来線の措…

北越急行ほくほく線の今

(写真1 シアター列車「ゆめぞら」ではトンネル内で美し映像が天井に映写されていた) 高いスペックを生かす 長野からは、かつての信越本線であるしなの鉄道北しなの線とえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインで直江津に出て、北越急行ほくほく線で越後湯沢…