ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01 旅と鉄道

金沢を南へ北へ北陸鉄道

(写真1 石川線の起点野町駅)石川線と浅野川線 福井からは北陸本線で金沢へ移動した。金沢駅に降り立つと一層賑わいが増しているようだった。外国人観光客の姿も多い。 金沢はたびたび訪れていて積極的に見物したいところもないし、雨も降っているしという…

福井を東へ北へ走るえちぜん鉄道

(写真1 勝山永平寺線の車窓から九頭竜川とその先に白山の真っ白な頂=小舟渡付近で)観光資源どう生かす えちぜん鉄道には、勝山永平寺線と三国芦原線の二つの路線がある。これらはかつて京福電鉄が福井県下で運営していた路線を継承したもので、えちぜん鉄…

武生と福井を結ぶ福井鉄道福武線

(写真1 福武線福井駅。3線のホームがありちょっとしたターミナル的存在だ)鉄道線と軌道線が連続する路線 このたびの北陸旅行では、随分と鉄道にも乗った。乗りつぶしたといってよいほどだった。 まずは武生と福井を結ぶ福武線。福井鉄道唯一の鉄道路線で…

北陸三都巡りの旅

(写真1 福井城跡。本丸跡に福井県庁のビル)福井から金沢そして富山へ 先週は30日まで4日間にわたり北陸地方を旅行した。福井から金沢そして富山へと巡ったもので、北陸へはこれまでもどこが多いということもなくほぼまんべんなく福井、石川、富山の三…

ユーカリが丘線

(写真1 走行中のユーカリが丘線AGT列車ニュータウンを走るAGT路線 ユーカリが丘線は、千葉県佐倉市にあるAGT(案内軌条式鉄道)路線。新交通システムの一種だが、モノレールとは違う。不動産会社の山万の運営で、同社が開発したニュータウン内を…

東成田線/芝山鉄道線

(写真1 芝山千代田駅ホームから見た成田空港)日本一短い鉄道会社 東成田線は、京成成田駅と東成田駅を結ぶ京成電鉄の鉄道路線。また、芝山鉄道線は、東成田線との共用駅である東成田駅と芝山千代田駅を結ぶ芝山鉄道の鉄道路線で、両線は相互直通運転され…

京都五重塔巡り④東寺

(写真1 美しい姿を見せる東寺五重塔)日本一の高さの五重塔 四つある京都の五重塔巡り。四つ目の最後はいよいよ東寺。京都を、というよりも日本を代表する五重塔であり、京都のシンボルでもある。 東寺(とうじ、教王護国寺とも呼ばれる)は真言宗全体の総…

京都五重塔巡り③法観寺

(写真1 街の賑わいの中に佇む五重塔)通称〝八坂の塔〟 四つある京都の五重塔巡り。三つ目は、いわゆる八坂界隈にあるところから通称八坂の塔と呼ばれ親しまれている法観寺の五重塔(重文)である。東山区所在。清水寺から東山の西麓沿いに北へ坂を下って…

京都五重塔巡り②仁和寺

(写真1 美しい佇まいを見せる仁和寺五重塔)名刹の美しい五重塔 四つある京都の五重塔巡り。二つ目は仁和寺。右京区所在。京都の北西に位置し、嵐電北野線の御室仁和寺駅で下車すると、正面にいかにも立派なお寺が見える。徒歩数分。 仁和寺は、真言宗御室…

京都五重塔巡り①醍醐寺

(写真1 歴史を感じさせる佇まいの国宝醍醐寺五重塔全景)京都最古の五重塔 このたびの京都旅行では、京都にある四つの五重塔のすべてを巡った。これらの五重塔はこれまでにも一再ならず訪れたところが多いのだが、滞在中に四箇所すべてを回ったのは初めて…

嵐電でぶらり京都観光

(写真1 嵐山駅で発車を待つ嵐電電車)京都唯一の路面電車 京都を都心から洛西にかけてぶらつくには嵐電(らんでん)が便利だ。 嵐電とは、京福電気鉄道の嵐山線の愛称で、四条大宮を起点に嵐山との間を結ぶ全線7.2キロの嵐山本線と、帷子ノ辻で分岐して…

京都観光人気第一位

(写真1 伏見稲荷の名物千本鳥居。おびただしいほどの朱色の鳥居が回廊となっている)伏見稲荷に詣でる 京都はたびたび訪れているし、今さら見ておきたいところも少ないし、同行者の体調も考慮して市街中心をのんびりと巡った。 そういう中で家内共々一致し…

城下町の風情松江

(写真1 松江城天守。国宝に指定されている現存天守である)水の都を歩く 松江はなかなか魅力的な町。もとより島根県の県庁所在地だが、山陰きっての観光地であり中心都市でもある。人口は山陰最大。 ぐるっと松江レイクラインというレトロな観光バスが市街…

出雲路を走る一畑電車

(写真1 北松江線と大社線が接続する川跡駅の様子。左から松江しんじ湖温泉行き、出雲大社前行き、電鉄出雲市行きの各線)島根県のローカル私鉄 一畑(いちばた)電車とは、島根県東部の私鉄。北松江線、大社線の二つの路線がある。北松江線は電鉄出雲市と…

出雲大社に詣でる

(写真1 出雲大社拝殿。大きな注連縄が特徴だ)往時を偲ばせる旧大社駅 出雲日御碕灯台を訪ねた際出雲大社に詣でた。 出雲大社は、かつて唯一大社を名乗ることのできた格式の高い神社なそうで、戦後あちこちの神社で大社と名乗ることに現在でも不快感を隠さ…

境線で行く地蔵崎と美保関灯台

(写真1 美保関灯台。手前の建物が現在はビュッフェになっているかつての吏員退息所)島根半島 岬と灯台巡り② 島根半島の西端にある出雲日御碕灯台を見学した翌日は半島東端に位置する地蔵崎の美保関灯台を訪ねた。 岬への起点は米子駅。山陰本線の主要駅で…

八甲田丸の車掌車

(写真1 八甲田丸の船内に保存されている車掌車ヨ6798)シリーズ車掌車を訪ねて 青森駅で連絡橋を渡っていると、長いホームの先に並行するように大きな船が見える。かつての青函連絡船八甲田丸で、現在はメモリアルシップとして海上博物館となっている…

東京湾の玄関観音崎灯台

(写真1 東京湾を照らす観音埼灯台)三浦半島 岬と灯台巡り② 剱埼灯台に続いて観音埼灯台を訪ねた。 京浜急行を三浦海岸駅から堀ノ内駅まで戻り、乗り換えて浦賀駅で降り立った。なお、品川方面から来て堀ノ内-浦賀間はわずかに3.2キロ、間に二駅があるだ…

福島交通と飯坂温泉

(写真1 右が福島交通飯坂線ホームで、左は阿武隈急行のホーム)奥座敷に向かう小さなローカル私鉄 このたびの津軽海峡旅行では、途中、福島で下車し、福島交通で飯坂温泉を訪ねた。 福島交通は、福島市にある小さなローカル私鉄で、飯坂電車とも呼ばれ、飯…

龍飛崎 鋭く津軽海峡に突き出る

(写真1 龍飛崎の突端から津軽海峡を望む)演歌の似合う岬と灯台 このたびの津軽海峡旅行では、本州側では下北半島大間崎に続いて津軽半島龍飛崎を目指した。この間に、北海道側では函館湾をにらむ葛登支岬灯台を訪ねていたから、津軽海峡を挟んで本州、北…

奥津軽いまべつ駅と津軽二股駅

(写真1 通路から見下ろしたJR北海道北海道新幹線とJR東日本津軽線=左端)JR北海道駅と東日本駅が隣接 北海道の木古内から津軽半島の龍飛崎へ海峡を越えて向かうにはどのようなルートがあるか。 ここには函館-大間のようなフェリーはないから青函トン…

道南いさりび鉄道

(写真1 函館駅で発車を待つ木古内行き列車)旧江差線を死守 道南いさりび鉄道は、五稜郭駅と木古内駅を結ぶ第三セクター鉄道で、全線37.8キロ、駅数は12。ちなみに英文名はSouth Hokkaido Railwayである。 かつてJR北海道江差線だったものが、20…

大畑線をなぞる

(写真1 駅名標も清々しく大畑駅ホーム。前方は大間線へと至る未成線跡) 下北半島横断の路線 大畑線は、かつての国鉄路線で、国鉄合理化で第一次特定地方交通線に指定されたことを受けて1985年に民間の交通事業者である下北交通に転換されたものの結局…

大湊線は本州最北鉄道路線

(写真1 大湊線は陸奥湾に沿ってあくまでも直線に平坦に伸びる絶景路線)駅間距離が非常に長い このたびの津軽海峡旅行では、下北半島をひたすら北上したのだが初めはJR大湊線を利用した。 大湊線は、青い森鉄道と接続する野辺地駅から大湊駅を結ぶ路線で…

葛登支岬灯台をついに踏破

(写真1 灯火を灯し始めたばかりの葛登支岬灯台)函館湾の入口を照らす 函館で大間からのフェリーを下りてちょっと強行軍だったがその足で葛登支岬へ向かった。函館のフェリーターミナルは幸い五稜郭駅が最寄り駅で、フェリーが遅れたこともあって函館駅ま…

津軽海峡を渡る

(写真1 大間フェリーターミナルで出港準備中の津軽海峡フェリー大函丸)大間~函館をフェリーで 前夜泊まった八戸から大湊線、下北交通バスなどを利用して下北半島をひたすら北上、大間からフェリーに乗り津軽海峡を渡った。 かつては津軽海峡はそれこそ渡…

活気ある八戸の街

(写真1 八戸線の本八戸駅)青森県にある南部地方 先週末から津軽海峡に来ている。こういう書き方をするとあまりにも漠然とするが、つまり、往路は海峡を船で渡り、帰路は海峡をトンネルくぐり鉄道で戻ろうという算段。実に魅力的な旅程ではないか。 初め、…

富山ライトレール

(写真1 終点岩瀬浜駅に停車中の富山ライトレール列車)LRT時代の幕開け 富山ライトレールとは、富山駅北-岩瀬浜間を結ぶ路面電車。全長7.6キロ。JR西日本の富山港線を継承して2006年に開業した。なお、第三セクターである運営会社名も路線名も…

東急世田谷線漫歩

(写真1 電車が到着し乗降中の三軒茶屋駅。左が乗車側ホーム)東京都内の路面電車 世界的にもライトレールとして復権著しい路面電車だが、東京世田谷線は都電荒川線とともに都内にある路面電車の一つ。東京に路面電車のあること自体がびっくりされるかもし…

都電荒川線に乗る

(写真1 都電荒川線の起点三ノ輪橋停留場)東京都内の路面電車 最盛期には40系統213キロもの路線網を誇っていた都電。それがモータリーゼーションの進展などによってほぼ1972年までに廃止となった。 唯一残ったのが荒川線で、荒川区の三ノ輪橋停留…