ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01 旅と鉄道

島原鉄道

(写真1 諫早駅で発車を待つ島原鉄道列車。左はJR線ホーム) 思い出も途切れて 松浦鉄道伊万里線に乗ったあとは長崎に泊まり、翌日は島原鉄道に乗った。 島原鉄道は、空豆のような形をした島原半島を有明海に沿って時計回りに北岸から東岸へと三分の一周…

松浦鉄道伊万里線

(写真1 有田駅で発車を待つ伊万里行き松浦鉄道列車) 陶磁器産地有田-伊万里間を結ぶ 甘木鉄道甘木線を基山で乗り終えて鹿児島本線に乗り継ぎ、三つ目の鳥栖で長崎本線に乗り換え、さらに肥前山口で分岐している佐世保線に乗り換えて有田へ。有田からは松…

甘木鉄道甘木線

(写真1 甘木鉄道甘木駅) 三セク鉄道の優等生 福岡県朝倉市の甘木地区に通じる鉄道路線には二つあり、まずは、西鉄甘木線で終点甘木駅に降り立ったあとは、甘木鉄道甘木駅に徒歩移動した。 西鉄甘木駅を左に出て最初の交差点に立つと左手にもう甘木鉄道(…

西鉄甘木線

(写真1 西鉄宮の陣駅。右が天神大牟田線大牟田方面ホームで、左奥が甘木線ホーム) 筑紫平野を走る 西鉄(西日本鉄道)は大手私鉄。首都圏、京阪神圏、中京圏以外では唯一の大手である。鉄道事業としては稼ぎ頭の天神大牟田線を筆頭に太宰府線、甘木線、貝塚…

福岡市地下鉄七隈線

(写真1 七隈線の鉄輪式リニアモーターカー先頭車。床下の長い箱状のものが直線形リニア) リニアメトロ路線 先週は、5日間にわたり福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島の順に5県を巡った。毎度のことながら徹底して鉄道乗りまくりの旅だった。 初めに福岡市…

新京成線つたい歩き②

(写真1 路線中の大きな駅八柱駅前。右隣がJR新八柱駅) 素晴らしい景観の常盤平の桜並木 みのり台駅を出てそろそろお昼。歩きながらいい店はないものかと物色していた。鰻屋があったが時間がかかりそうで敬遠。うまそうなラーメン屋があったが、ここは1…

新京成線つたい歩き①

(写真1 松戸駅を出発した新京成線電車) 楽しい初体験 久住昌之の『線路つまみ食い散歩』を読んで俄然〝つたい歩き〟に興味を持った。つたい歩きとは、鉄道線路沿いをつたって歩くことだが、乗っていては見えてこないものが見えてくるのだろうか、そう思っ…

京成金町線

(写真1 京成高砂駅5番線京成金町線ホーム) 都東部の小路線に乗る④ 都東部の小路線に乗る旅四つ目は京成金町線。 まずは亀戸からは再び曳舟まで戻り、東武線はここで下車。ここから京成曳舟駅に徒歩移動。このあたりは下町の情緒が見られていたものだった…

東武亀戸線

(写真1 曳舟駅5番線ホームに停車中の亀戸線列車。後方かすかに見えるのは東京スカイツリー) 都東部の小路線に乗る③ 東武大師線からは西新井で伊勢崎線に乗り換え、そのまま曳舟で亀戸線に乗り継いだ。大師線には亀戸線から回送する列車運用があるという…

東武大師線

(写真1 西新井駅の大師線乗り換え改札口) 都東部の小路線に乗る② 千代田線北綾瀬支線に乗った後は、北綾瀬で折り返し綾瀬から千代田線で一駅北千住に出て東武伊勢崎線(スカイツリーライン)に乗り換えた。 北千住から4つ目が西新井。沿線上の大きな駅で…

東京メトロ千代田線北綾瀬支線

(写真1 綾瀬駅0番線の北綾瀬支線ホーム) 都東部の小路線に乗る① 東京都東部に存在する短い路線を選んで端っこまで訪ね歩いてみた。 まずは、東京メトロ千代田線の通称北綾瀬支線。 千代田線は、足立区の綾瀬駅と渋谷区の代々木上原駅を結び、都心を貫く…

山陽電鉄網干線

(写真1 山陽電鉄飾磨駅ホームの様子。2番線が網干線である) 姫路の中心と網干市街を結ぶ 網干線は、山陽姫路から本線三つ目の飾磨から分岐して山陽網干に至る全線8.5キロの路線。駅数は7。かつては山陽姫路から飾磨でスイッチバックして山陽網干に向…

はじかみ池公園(兵庫県三田市)のヨ8682

(写真1 はじかみ池公園の車掌車ヨ8682) シリーズ車掌車を訪ねて はじかみ池公園は、兵庫県三田市あかしあ台所在。神戸電鉄公園都市線南ウッディタウン駅すぐ。 車両は、公園の入口すぐそばに置かれていて、蒸気機関車+荷物車+車掌車が連結されて展示…

久住昌之『線路つまみ食い散歩』

〝つたい歩き〟鉄道紀行 つたい歩きとは、鉄道線路沿いをつたって歩くこと。 鉄道趣味世界も、撮り鉄、乗り鉄や車両派、時刻表派などと幅広いが、〝つたい歩き派〟もその一つか。新しい流派だろうが、乗っていては見えてこないものが見えてくるのだろうか。 …

若桜鉄道(鳥取県)

(写真1 いかにも終着駅らしい落ち着いた佇まいの若桜駅) ゆったりと豊かな時間 湯村温泉からは浜坂に出て、山陰本線で鳥取に向かった。若桜鉄道に乗るのが目的。 若桜鉄道は、因美線の郡家(こおげ)から若桜を結ぶ第三セクター鉄道。旧国鉄の若桜線で、…

情緒が深い湯村温泉

(写真1 湯村温泉源泉の一つ荒湯) 98度の日本一熱い源泉 余部埼灯台からの帰途は餘部に戻り、山陰本線で二つ目の浜坂に行き、この日は湯村温泉に泊まった。 湯村温泉は但馬の山峡にあり、浜坂駅からは新温泉町の町民バス(全但バスが運行)が出ていた。…

余部橋梁と餘部駅

(写真1 余部の集落をまたいで架かる余部橋梁。右が餘部駅) 新旧の名物橋梁 余部埼灯台からの帰途は餘部(あまるべ)駅から乗った。余部橋梁は山陰本線の鎧駅と餘部駅の間に架かる橋。この橋はこれまで列車で何度も渡っているが、実は餘部駅で乗降するのは…

丹波と丹後にまたがる福知山

(写真1 美しい姿を見せる福知山城天守閣) 鉄道要衝の地 北条鉄道を往復したあとは粟生で加古川線に乗り換え、谷川を経て福知山線で福知山に至り宿を取った。結局、この日乗った鉄道は7線区の多きに上った。 福知山は、京都府の西部、旧国名なら丹波と丹…

ボランティア駅長が活躍する北条鉄道

(写真1 三重塔と並んで建つ法華口駅) 北条鉄道法華口駅で途中下車 北条鉄道には、ステーションマスターという制度があって、ボランティア駅長が各駅でユニークで様々な取り組みが行われている。 例えば、播磨横田駅では10月に着任したばかりの神月絢野…

北条鉄道(兵庫県)

(写真1 粟生駅4番線で発車を待つ北条鉄道列車) 播磨平野を北へ 神戸電鉄粟生線を終点粟生で北条鉄道に乗り継いだ。 北条鉄道の粟生駅は、JR加古川線粟生駅と共用で、立派な駅舎があった。神戸電鉄粟生駅とは大きな違いがあるが、これはある意味当然で…

神戸電鉄粟生線

(写真1 神戸電鉄鈴蘭台駅改札口。3方面への列車が発着している) パーミル会のメンバー路線 神戸電鉄は、有馬線、三田線、公園都市線、粟生(あお)線の合計69.2キロのほか神戸高速線新開地-湊川間0.4キロを含め合計69.6キロを運行する私鉄。 公…

神戸電鉄公園都市線

(写真1 公園都市線列車が発着する三田駅ホーム。左は三田線、右が公園都市線列車) 大規模ニュータウンをつなぐ 先週は4日間にわたり大阪を起点に山陰から山陽にかけて駆け巡っていて、細かく見れば、福知山線、神戸電鉄、北条鉄道、加古川線、再び福知山…

静岡鉄道

(写真1 新清水駅外観) 静岡と清水を結ぶ 現在はすべて静岡市内となったが、細かくいえば葵区の新静岡駅と、旧清水市に当たる清水区の新清水駅を結んでいる。略称静鉄はかつては複数の路線を抱えていたが、現在は一つ静岡清水線というのが路線名称で、この…

岳南電車

(写真1 JR駅に直結している岳南電車吉原駅) 富士の裾野を走る 岳南電車岳南線は、静岡県富士市の吉原駅から岳南江尾駅に至る全線10キロに満たないまことに小さなローカル私鉄路線。 9月23日。東海道線普通電車を吉原で下りると、ホーム富士寄りに…

碓氷峠越え

(写真1 復元された旧軽井沢駅舎) 軽井沢から横川へバスで このたびの甲斐から信濃を回る旅では、帰路の終盤には、新幹線を使わずに碓氷峠を越えた。 かつての信越本線は、北陸新幹線の開通に伴う並行在来線の措置により、峠越えとなる横川駅と軽井沢駅の…

これも車掌車?

(写真1 清里-野辺山間で目撃したこれは車掌車?) 小海線車窓から目撃 先日、小海線の旅をした際、清里駅を出て野辺山駅との間左窓に車掌車らしきものが目撃できた。 JR最高地点の標柱を撮影しようとカメラを構えていたところ、大きな標柱を過ぎて間もな…

しなの鉄道平原駅のヨ14364

(写真1 平原駅で駅舎として使われている車掌車) シリーズ車掌車を訪ねて 東御市梅野記念絵画館を見学したあと田中駅に戻り、しなの鉄道で軽井沢に向かった。 そうすると、田中から三つ目、小諸の次の平原は駅舎が車掌車ではないか。これはまったく想定し…

上田電鉄で別所温泉へ

(写真1 別所温泉の玄関 上田電鉄別所温泉駅) 信州一の古湯 小海線を終点小諸まで乗り切ったあとは、別所温泉に宿を取った。このあたり、小諸、軽井沢、上田などと魅力的な町が連なっているのだが、やっぱり温泉を選んだのだった。 小諸では、小海線としな…

韮崎中央公園のヨ5000形

(写真1 EF15電気機関車を先頭に無蓋貨車3両に続いて最後尾にヨ5000形車掌車を連結し貨物列車の編成で展示されている) シリーズ車掌車を訪ねて 小海線の旅の途次、小淵沢の手前、中央本線を韮崎で下車し、韮崎市中央公園の車掌車を訪ねた。 韮崎…

清涼を求めて小海線の旅

(写真1 標高JR線最高地点野辺山駅) 八ヶ岳高原線 暑いから出かけるのも億劫ではあるが、しかし、暑くとも汽車には乗りたい。この頃の列車はエアコンが効いているからどこで乗っても同じようなものだが、やはり清涼な路線がいい。北海道まで足を伸ばせば…