ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01 旅と鉄道

残暑お見舞い申し上げます

(旅情 山間の小駅にひっそりと停車中の列車。大分県の夜明(よあけ)駅で日田彦山線列車と久大本線列車が接続を待っている。汽車旅ではこういうつかの間のほっとする時間が貴重だ。2013年3月19日撮影) 8月16日は夏休みのため記事の更新は行いま…

残暑お見舞い申し上げます

(旅情 夜も明けぬ早朝の凍てつくホームで行き違い列車を待つ。ホームに降り立つと厳しい寒さが頬を射す。長野県の飯山線戸狩野沢温泉駅で。2013年1月13日撮影) 8月15日は夏休みのため記事の更新は行いません(ページトップの写真は挨拶状に添付…

残暑お見舞い申し上げます

(旅情 夕日が遠ざかる鉄路を鈍く照らす。迫り来る夜のしじまから逃れるように旅路を急ぐ。今宵はいずこの宿となるや。今は廃線となった留萌本線留萌-増毛間で。2013年7月19日撮影) 8月14日は夏休みのため記事の更新は行いません(ページトップの…

残暑お見舞い申し上げます

(旅情 釧網本線北浜駅。オホーツク海に面した海辺の駅で、ホームからは潮騒が聞こえる。日中停車する列車は日に3本。静寂の駅舎の前に、ツーリングなのかオートバイが1台停まっていた。2006年9月22日撮影) 8月13日は夏休みのため記事の更新は…

御坊の紀州鉄道

(写真1 御坊駅0番線ホームに到着した紀州鉄道列車) 日本一短い鉄道 紀州鉄道の鉄道路線は、御坊駅から西御坊駅に至るわずか2.7キロの区間で、営業距離で日本一短い鉄道会社である。千葉県に2.2キロの芝山鉄道があるが、同鉄道は全列車が京成電鉄との…

にぎわいの和歌山電鐵貴志川線

(写真1 列車に乗ることが楽しくなる貴志川線の車内) たま駅長は二代目に 南海電鉄の小路線3線を和歌山市駅を中心に乗り歩いたあとは和歌山駅に移動した。 和歌山市-和歌山間はJRの路線で、和歌山市駅は亀山駅を起点とする紀勢本線の終点駅である。和歌…

南海加太線

(写真1 さかな線の愛称もある加太線の車内。つり革もさかなの形) 愛称は〝さかな線〟 和歌山港線から帰ってきて加太(かだ)線に乗り継いだ。加太線は紀ノ川駅と加太駅間が線区だが、すべての列車は和歌山市駅発着となっている。沿線には新日鐵住金和歌山…

南海和歌山港線

(写真1 和歌山港駅の南海フェリー連絡通路) 南海フェリー四国航路連絡線 多奈川線を往復したあとはいったん和歌山市駅まで出た。途中には加太線があるのだが、ダイヤの都合で和歌山港線に先に乗ることにした。このあたりは工夫のいるところで、旅程を組む…

南海多奈川線

(写真1 多奈川線の終点多奈川駅) 全線2.4キロ4駅の小さな路線 このたびの紀伊半島一周の旅では、岬と灯台巡りを楽しんだほか、大阪からは南海電車、和歌山からは紀勢本線に乗り、途中下車を繰り返しながら沿線の小路線を一つずつ乗りつぶしていった。…

久留里線沿いの車掌車

(写真1 ワフ29500形緩急車ワフ29829) シリーズ車掌車を訪ねて 車掌車を訪ね歩いている。基本的に車掌車はもはや貨物輸送の事業用貨車として使用されることはなく、全国に現存する車掌車は120両ほどらしい。このうち動態保存されているものは…

鉄道車両博物館「ポッポの丘」再訪

(写真1 ポッポの丘に展示されている車掌車。手前からヨ13959、ヨ14202、ヨ14157、ヨ8818と先頭は気動車)シリーズ車掌車を訪ねて ポッポの丘とは、房総半島の山中にある鉄道車両の博物館。千葉県いすみ市にあり、いすみ鉄道上総中川駅…

東武桐生線

(写真1 赤城駅4番線桐生線ホームで発車を待つ特急りょうもう号浅草行き列車。左隣は上毛電鉄線ホーム)両毛地方東武鉄道乗り歩き④ 伊勢崎線で終点伊勢崎に着いたあと、桐生線に回ろうとするといったん太田まで戻らなくてはならない。桐生線は、太田駅を起…

東武伊勢崎線

(写真1 浅草から全線114.5キロの伊勢崎線の終点伊勢崎駅)両毛地方東武鉄道乗り歩き③ 伊勢崎線(愛称:東武スカイツリーライン)で越谷や草加あたりから都心へ通っている人でも、路線名にはなっていても終点の伊勢崎駅まで行ったことのある人は少ない…

東武小泉線

(写真1 館林駅4番線に停車中の小泉線列車。右は1番線の佐野線列車)両毛地方東武鉄道乗り歩き② 佐野線を起点の館林まで戻って、小泉線に乗り換えた。 小泉線は、二つの路線から構成されている。一つは、館林駅-西小泉駅間を結ぶ12.0キロの路線で、も…

東武佐野線

(写真1 佐野線終点葛生駅)両毛地方東武鉄道乗り歩き① 群馬、栃木両県にまたがる両毛地方に展開する東武鉄道の鉄道路線に乗ってきた。 東武鉄道は、総営業キロ数463.3キロに及び、JRを除き大手私鉄では近鉄に次ぎ第2位。12の路線を東京・埼玉・千葉…

村を守った「普代水門」

(写真1 海側から見た高さ15.5メートルの巨大な普代水門)先人の信念高さ15.5メートル 漁業が主な産業で人口3千人に満たない岩手県下閉伊郡普代村。陸中海岸の北部に位置している。 その中心、三陸鉄道北リアス線の普代駅から陸中黒埼灯台を目指すと…

全面復旧の山田線盛岡-宮古間

(写真1 宮古を出るとしばらくは山田線に並行して閉伊川と国道106号線が寄り添う)カラス列車も今は昔 宮古からはJR山田線で盛岡に出た。 山田線は、盛岡を起点に宮古を経て釜石に至る営業区間157.5キロの長い路線。盛岡-宮古間は山岳路線であり、…

復旧工事急ピッチ山田線宮古-釜石間

(写真1 駅ホームの形を見せ始めた山田線大槌駅)被災地の鉄道 岩手県沿岸部の鉄道には、北から三陸鉄道北リアス線、JR山田線宮古-釜石間、三陸鉄道南リアス線とあっていずれも甚大な被害のあったところだが、このうち南北のリアス線についてはいち早く復…

山田から田老へ

(写真1 国道45号線沿いに延々と続く防潮堤の壁)7年目の被災地へ③ 遅れていた山田の市街地でも復興工事が急速に進んできていた。市街中心部では銀行の支店が次々と開業し、スーパーマーケットなど商業施設も賑わっていた。 海際を走る国道45号線沿い…

国道45号線を北へ

(写真1 鵜住居駅前に建設中のラグビーワールドカップ大会の会場)7年目の被災地へ② 大船渡からは国道45号線をひたすら北へ進み釜石を経て山田を目指した。 釜石の次が鵜住居((うのすまい=釜石市)。山田線なら釜石から二つ目の駅。山田線の復旧工事が…

7年目の被災地へ①

(写真1 土地の嵩上げ工事が進む陸前高田市街。奥は高田松原の防潮堤)岩手県沿岸部を北上 2011.3.11の東日本大震災から7年になる被災地を訪ねた。 震災直後から毎年現地を訪れているが、今年は岩手県沿岸部を南から北へと巡った。毎年決まったよう…

ニューヨーク公共図書館

(写真1 ニューヨーク公共図書館の外観)充実した運営 五番街を歩いていたら、西40丁目と42丁目にまたがってボザール様式の重厚な建物があった。ボザール様式とは、列柱が特徴の建築様式で、グランドセントラルターミナルにも見られ、19世紀から20…

ニューヨークのスターバックス

(写真1 ニューヨークの街角に必ずあるスターバックス)現代のニューヨークを体現 たいそうなタイトルを付けてしまったが、スターバックスコーヒーは日本でも人気のコーヒー店で、全国各地に店舗がある。また、日本に限らず北京や上海、ソウルなどでも普通…

バーンズ財団

(写真1 バーンズ財団美術館外観)フィラデルフィアの美術館② バーンズ財団の美術館は、フィラデルフィア美術館から都心に向けて坂を下っていった途中にあった。また、この手前にはロダン美術館もあった。 外観は窓が少なくいかにも美術館のような現代的な…

フィラデルフィア美術館

(写真1 フィラデルフィア美術館正面)フィラデルフィアの美術館① フィラデルフィアでは二つの著名な美術館を訪ねることができた。フィラデルフィア美術館とバーンズ財団の美術館で、ともに世界有数のコレクションで知られる。 二つの美術館は、ベンジャミ…

フィラデルフィア散策

(写真1 フィラデルフィアの中央駅30丁目駅)美しい古都 ニューヨーク滞在中の一日、少し足を伸ばしてフィラデルフィアを訪ねた。私は滞在中に近隣の都市へ、ある種のエクスカーションをするのが好きで、これまでもニューヨークからワシントンへ日帰りの…

世界経済の中心街

(写真1 9.11跡地に建つ1ワールド・トレード・センター・ビルら)WTCとウォール街 ニュージャージーからはNYウォーターウエイのフェリーでハドソン川を渡り帰ってきた。上陸地点はワールド・フィナンシャル・センターである。 いきなり世界経済の中心街…

ブルックリンから

(写真1 ブルックリン・ブリッジ・パークから見たマンハッタンの景観。右側のひときわ高い尖塔を持つのが1WTCビル)独特の叙情 このたびのニューヨークでは、ニュージャージーに渡ったので、ブルックリンを訪れる予定にはそもそもなかった。ブルックリンが…

ニュージャージーへ

(写真1 ホーボーケンに向かう船上から見たニュージャージー)フェリーでハドソン川を渡る マンハッタン島の西の対岸はハドソン川を挟んでニュージャージー州である。特にハドソン川沿いの南一帯は、マンハッタンへの通勤圏として近年人気が高まっていると…

NYの二大ターミナル

(写真1 グランドセントラルの豪華なグランドフロア)グランド・セントラルとペン・ステーション グランド・セントラルとペン・ステーションは、ニューヨーク(NY)の二大鉄道ターミナル。どちらも発着番線数が膨大で、日本の鉄道駅では想像もできないほど巨大。 …