ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ウェーブフィルター

(写真1 特徴のあるウェーブフィルター。ドリッパーにフィルターをセットした状態) 味がストレートに出る コーヒーは好きで、毎日、朝食後と夕方に飲んでいる。コーヒーを淹れるのは私の役目。テレビでコーヒーの出てくる場面などを録画し繰り返し見て探求…

部埼灯台

シリーズ 灯台慕情 (写真1 1日千隻もの船舶の安全を見守る部埼灯台) 関門海峡の入り口を照らす 下関と門司は一直線に繋がっているのではなくて、地図を子細に見ると、少しずれている。つまり、下関側が南へ長く伸びているのに対し、門司側は北へ向かって…

大畑線大畑駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 大畑駅に停車中のキハ85=1995年9月16日) 廃線になった終着駅 大畑線は、大湊線の下北駅から分岐して大畑駅の間を結んでいた。全長18.0キロ、8駅。下北半島を陸奥湾から太平洋へと横断する路線だった。国鉄から、民…

それでも夏に

(写真1 ノウゼンカズラの花) 季節を知る花 一向に収まらないコロナ騒ぎ。それでも季節は巡っていて、咲く花が夏を知らせてくれている。 夏を意識する花は人それぞれだろうが、私の場合、ノウゼンカズラの花 が咲くと夏だと知る。実家の庭に咲いていたので…

増毛駅と増毛灯台

シリーズ 駅情景と灯台慕情 (写真1 増毛駅に停車中の留萌本線列車と後背の高台に増毛灯台が見える。この風景も今や見られない=2003年7月19日) 駅と灯台が一枚の写真の中に 増毛駅と増毛灯台――一枚の写真の中に鉄道の駅と灯台が収まっているのは極…

流山線 つたい歩き

(写真1 色とりどりの花々が咲き乱れる流山線沿線) 馬橋駅から流山駅へ このところまた感染者が増加していて、すっきりした気持ちで旅行にも行かれない。乗り物ほどリスクが高いようだし、近隣ほどひどいからどうしようもない。 それで考えたのがつたい歩…

K.スタンパー『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』

アメリカの辞書編纂者の回顧 ウェブスター辞書は、アメリカの英語辞典。200年を超す歴史を有する国民的辞書で、発行部数は聖書に次ぐといわれるほど。徹底したアメリカ英語で知られる。 著者のコーリー・スタンパーは、版元のメリアム・ウェブスター社で約…

仙崎支線仙崎駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 仙崎駅外観) 行き止まりの終着駅 仙崎支線は、山陰本線の支線。山陰本線の長門市駅から盲腸のように一駅だけ出ている。山口県長門市所在。 仙崎支線は、山陰本線の支線なのだが、運転ダイヤを見ると、長門市-仙崎間の運行は1日…

オンラインで同期会

いた (写真1 オンライン同期会の様子) Zoomで顔合わせ 毎年七夕の季節に行われている高校時代の同期会。今年は時節柄一堂に会することはやめてオンラインで行われた。 PC環境のせいでもあったのか今年は例年より参加者は少なくて26人。ただ、オン…

『岩波新書解説総目録』刊行

創刊80年約3400点 岩波新書の1938年の創刊から2019年までの80年分のラインナップ約3400点が総覧できる。判型はもちろん岩波新書と同じサイズながら約700ページもあって、歴史の重みをずしりと感じる。 初めての解説総目録なそうで、…

利尻島の岬と灯台

(写真1 船上から見たペシ岬。独特の景観がすばらしい。奥に見えているのが礼文島) 最北の離島を訪ねて② 礼文島からは翌日利尻島に渡った。二つの島は姉妹みたいなもので、礼文水道を挟んで8キロしか離れていない。利尻島は礼文島の南に位置する。礼文島…

礼文島の岬と灯台

(写真1 日本最北限の地スコトン岬。沖は灯台のあるトド島) 最北の離島を訪ねて① 利尻・礼文――なんと美しい響きか。日本地図を広げて最北の日本海に浮かぶこの二つの島に行ってみたいとは誰しも願うこと。宗谷本線が日本最北の終着駅稚内を目前にサロベツ原…