ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01-01 汽車旅紀行

市内電車とつながった富山港線

(写真1 富山駅停留所の様子) 富山ライトレールの鮮やかな転進 富山港線についてはいささか解説がいる。そもそもは、富山地方鉄道(通称富山地鉄あるいは単に地鉄)の前進富岩鉄道によって1924年に開業した路線で、その後、戦時買収によって国有化され…

東京の地下鉄全線に乗る③

全鉄道全路線全二周への旅 (写真1 赤羽岩淵駅に掲示されてあった南北線案内図。停車駅が一目でわかる。乗り換え路線名も書いてあり、永田町など当線も含めれば実に5路線が乗り入れている) ついに三日がかりで13路線完乗! 出がけに家内から「まだ残っ…

半蔵門線・銀座線・新宿線・丸ノ内線・東西線

全鉄道全路線全二周への旅 (写真1 これは珍しい円形の窓=丸ノ内線で) 東京の地下鉄全線に乗る② 興味のない人には馬鹿馬鹿しくてあきれてしまうだろうが、今日も東京の地下鉄全線に乗りに出かけた。一日目の昨日は、千代田線、副都心線、有楽町線、都営大…

東京の地下鉄全線に乗る①

全鉄道全路線全二周への旅 (写真1 北綾瀬駅に掲示されていた東京の地下鉄路線図) 東京メトロ9路線/都営4路線 東京に地下鉄は、東京メトロ(旧営団地下鉄)の9路線と都営地下鉄4路線の合わせて13路線がある。皇居外周の都心部で重なり合うように集中…

日本唯一アプト式鉄道の井川線

(写真1 大井川に沿って峡谷を縫うように走る井川線) ああ!大井川鐵道の旅② 千頭で大井川本線から井川線に乗り継いだ。駅構内で本線と井川線のあいだには簡単な中間改札があり、念のため検温された。コロナ対策がしっかりしている。 (写真2 千頭駅で発…

ああ!大井川鐵道の旅

(写真1 右に左に車窓から離れない大井川) どこまでも大井川に沿って 大井川鐵道は、どこまでも大井川に沿って遡上する路線。全線に渡ってほぼ離れることがなく、〝川は鉄路の友だち〟と謳う私のコンセプトにふさわしい路線だ。 大井川本線と井川線で構成…

多摩モノレール

(写真1 多摩センター行き列車とのすれ違い) 多摩地方を南北に 多摩モノレールは、第三セクター多摩都市モノレールのモノレール路線。モノレールとしては跨座式。駅でも車内でも多摩モノレールとしか呼ばれていない。 東西に走るJR立川駅を挟んで南北に…

富士急

(写真1 富士急行線の終点河口湖駅の駅舎) 富士山に一番近い鉄道 富士急(富士急行)は、JR中央本線の大月駅と河口湖駅を結ぶ路線。全長26.6キロ、駅数18。全線山梨県内。列車には、特急のみならず普通でも中央本線と直通運転されるものがある。 新…

多摩川線、山口線

(写真1 多摩川線の終点是政駅) 西武線全線に乗る③ 西武線には全部で12の路線があり、このうち、10の路線は、池袋線系と新宿線系の二つの幹線の系統にくくることができる。ただし、残る多摩川線と山口線は、幹線の系統に含めないで独立して扱うことが…

新宿線系

(写真1 西武新宿駅改札口。なかなか親切な行き先掲示板だ) 西武線全線に乗る② 新宿線は、池袋線と並ぶ西武線の幹線の一つ。多くの路線とつながっており、ここでは、新宿線系としてくくってみよう。 新宿線の起点は西武新宿駅。JRや小田急、京王、地下鉄…

池袋線系

(写真1 狭山線の終点西武球場前駅のホーム。柱には所属選手の名前・背番号・写真) 西武線全線に乗る① 西武鉄道は、大手私鉄。旅客営業距離は176.6キロ、東京都北西部と埼玉県南西部に12路線を有する。営業距離では、1位の近鉄501.1キロ、2位の…

日暮里・舎人ライナー

(写真1 上り列車とすれ違う見沼代親水公園行き下り列車) 都営のAGT路線 山手線・京浜東北線・常磐線・京成線が接続する日暮里(荒川区)と見沼代親水公園(足立区)を結んでいる。都心からほぼ一直線に北へ伸びる路線で、全長9.7キロ、駅数は13。公営…

ニューシャトル

(写真1 ニューシャトルの路盤と右は新幹線の高架) 埼玉新都市交通伊奈線 埼玉新都市交通のニューシャトルは、ゴムタイヤ方式によるAGT路線。東北・上越新幹線沿線住民への見返りとして建設された。大宮と内宿(伊奈町)の間を結んでいる。路線距離12.…

根尾川と樽見鉄道

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 樽見鉄道と並行して流れる根尾川) 長良川に劣らぬ清流渓谷美 樽見鉄道は、東海道本線の大垣を出るとどこまでも北上していき樽見に至る。全線岐阜県である。全長34.5キロ、駅数は19。 この間、およそ路線の半分ほど…

最上川と陸羽西線

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 第一最上川橋梁を渡る列車から見た最上川) 日本三大急流の一つ 最上川は大河である。福島、山形県境の吾妻山に発し、山形県の東寄り中央部を北に進み、新庄付近で西に向きを変えて酒田で日本海に注ぐ。全長(流路延長)…

渡良瀬川とわたらせ渓谷鉄道

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 右に左にと車窓に続く渡良瀬川) 美観異観織りなす 渡良瀬川は、利根川の支流。栃木、群馬県境の皇海山から足尾を経て利根川に合流する。流域は栃木、群馬、茨城、埼玉にまたがる。延長107.6キロ。 わたらせ渓谷鉄道は…

長良川と長良川鉄道

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 清流に寄り添って進む長良川鉄道=2012年9月8日) 日本三大清流の一つ 長良川は、福井、岐阜県境に近い大日ヶ岳に発し、濃尾平野を流れ、途中、揖斐川と合流し伊勢湾に注いでいる。三重県、愛知県を経ている。全長1…

錦川と錦川鉄道

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 どこまでも右窓に錦川が続く錦川清流線。路線名に恥じない素晴らしい景観=2017年5月25日) 錦川と並行する錦川清流線 川は鉄路の友だちということでは、錦川に沿って走る錦川鉄道は代表例だ。路線名が錦川清流線…

江の川と三江線

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 いつまでも左窓に江の川が続く) どこまでも左岸に鉄路 鉄道は川沿いに走っている場合が多い。ただ、川は鉄道にはお構いなしに自然の地形に沿って流れているから、川に沿えなくなると線路はトンネルで抜け、橋で渡る。 …

江差線江差駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 ありし日の江差駅=1991年6月29日) 廃線になった終着駅 江差線は、五稜郭駅と江差駅の間79.9キロを結んでいたJRの路線(ただし、すべての列車は函館発着)。このうち、木古内-江差間は2014年に廃線となり、江差駅…

高千穂鉄道高千穂駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 高千穂線終点の高千穂駅=1992年8月23日) 廃線になった終着駅 高千穂鉄道高千穂線は、延岡駅と高千穂駅を結んでいた第三セクター路線。全長50.0キロ。19駅。全線宮崎県。 国鉄・JRから転換された路線だったが、20…

大畑線大畑駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 大畑駅に停車中のキハ85=1995年9月16日) 廃線になった終着駅 大畑線は、大湊線の下北駅から分岐して大畑駅の間を結んでいた。全長18.0キロ、8駅。下北半島を陸奥湾から太平洋へと横断する路線だった。国鉄から、民…

増毛駅と増毛灯台

シリーズ 駅情景と灯台慕情 (写真1 増毛駅に停車中の留萌本線列車と後背の高台に増毛灯台が見える。この風景も今や見られない=2003年7月19日) 駅と灯台が一枚の写真の中に 増毛駅と増毛灯台――一枚の写真の中に鉄道の駅と灯台が収まっているのは極…

仙崎支線仙崎駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 仙崎駅外観) 行き止まりの終着駅 仙崎支線は、山陰本線の支線。山陰本線の長門市駅から盲腸のように一駅だけ出ている。山口県長門市所在。 仙崎支線は、山陰本線の支線なのだが、運転ダイヤを見ると、長門市-仙崎間の運行は1日…

秩父鉄道に乗る

(写真1 貨物線の三ヶ尻線が右に分岐する武川付近) コロナ自粛後初の鉄道旅 コロナ騒ぎで自粛していた鉄道旅を再開し久しぶりに出かけた。全線で運転を再開した常磐線に3月16日に乗りに出かけて以来だからほぼ3カ月ぶり。 どこに行こうかと思案をして…

明知鉄道明知線と明智駅

特集 私の好きな鉄道車窓風景10選 (写真1 明知鉄道明智駅=2016年3月20日) 大正ロマン村へ 明知線の旅は急いではいけない。全線わずか25.1キロ、駅数にして11だが、この間に魅力ある町が点在しており、日本一の急勾配に設けられた駅などとい…

札沼線新十津川駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 札沼線かつての終着駅新十津川駅=2013年7月19日) 廃駅となった行き止まりの終着駅 札沼線は分断の歴史だった。そもそも、札沼線が桑園-石狩沼田間の全線で開業したのは1935年だが、その後、戦時下において不要不急の…

虎ノ門ヒルズ駅開業

(写真1 虎ノ門ヒルズ駅下り線1番線ホームの様子) 日比谷線に56年ぶりの新駅 東京メトロ日比谷線に新駅虎ノ門ヒルズ駅が6日開業した。日比谷線に新駅が開業したのは56年ぶり22番目。 虎ノ門ヒルズ駅は、霞ヶ関駅と神谷町駅の中間に設けられ、銀座…

上砂川支線上砂川駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 かつての上砂川駅。映画で使われたものか、悲別駅の看板も下がっている) 廃線になった終着駅 上砂川支線は、函館本線の支線。函館本線の砂川から上砂川の間を結んでいた。全線7.3キロ、駅数は5。 (写真2 かつての砂川駅。跨…

夕張支線夕張駅

シリーズ 駅 情景 (写真1 石勝線夕張支線夕張駅=2013年7月16日) 廃線になった終着駅 夕張支線は、石勝線(南千歳-新得、132.4キロ)の支線。石勝線の新夕張から別れて夕張間6駅16.1キロを結んでいたが、2019年4月1日をもって廃線とな…