ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

01-01 汽車旅紀行

宗谷本線の車掌車転用駅舎

(写真1 下沼駅。大きな目が描き込まれている。赤い花のプランターが置いてある) 車掌車は生き続ける 宗谷本線には、車掌車を転用した駅舎が多い。笹田昌宏著『車掌車』には9駅も載っていて、このたびの北海道鉄道旅行では、時刻表索引地図にあらかじめ印…

いよいよ函館へゴール

(写真1 森駅から見た駒ヶ岳と左に噴火湾) 最長片道切符の旅北海道版第5日最終日 森では駅前のホテルに泊まったらちょうど夏祭りの最中だった。旭川では神輿が出ていたし、稚内では花火大会だったし、このたびの旅では時節柄各地で夏祭りに遭遇した。 最…

ひたすら函館本線で小樽から長万部、森へ

(写真1 小樽駅4番線で発車を待つ倶知安行き列車) 最長片道切符の旅北海道版第4日 小樽には寿司屋通りがあるというほどに寿司屋が多い。何でも100軒ほどもあるらしい。全般に北海道にはうまい寿司屋が多いが、私の好みで言えば小樽のほか釧路、函館と…

室蘭線-千歳線-函館線

(写真1 室蘭本線が発着する岩見沢駅) 最長片道切符の旅 北海道版第3日 岩見沢に泊まったのは6年ぶり二度目。当地には申し訳ないが、格別の観光スポットがあるわけでもないのにまさか岩見沢に再び泊まろうとは思いもよらなかった。 その理由は、初めての…

網走-釧路-新得-富良野-旭川-岩見沢

(写真1 海に最も近い駅北浜.。左がオホーツク) 最長片道切符の旅 北海道版第2日 網走では、駅の真正面にあるホテルに泊まった。ところが、網走というところは、飲食店街は離れていて、駅の周辺にはほんとうに少ない。網走も肴はうまいということは知って…

最北端の稚内からオホーツクの網走へ

(写真1 稚内駅ホームで最長片道切符北海道版出発の記念撮影) 最長片道切符の旅北海道版第1日 稚内には前日の内に入っておいた。旭川から鉄路で到着したのだが、本当は空路稚内空港に降り立ち、稚内駅は処女のようにとっておきたかったのだが、航空便は希…

最長片道切符の旅 北海道版

(写真1 稚内→函館間が最長となる片道切符=使用開始前の状態) 稚内から函館へ一筆書き1,492.1キロ [序曲] 昨日9日まで1週間にわたり北海道に旅行した。このたびの旅行では、北海道内を一筆書きに最長片道切符で巡った。5日に稚内を出発し9日に…

忍者線の伊賀鉄道

(写真1 伊賀線の中心上野市駅の高台に建つ上野城の天守閣) 全鉄道全線全二周踏破に向けて 伊賀鉄道は、近鉄大阪線の伊賀神戸駅(いがかんべえき)とJR関西本線の伊賀上野駅間を結んでいる。 近鉄から伊賀鉄道に乗り継ごうと伊賀神戸駅に降り立つと、簡…

阪急伊丹線/甲陽線

(写真1 塚口駅で左3号線が伊丹線ホーム。右は本線) 近畿地方の鉄道路線⑫ 伊丹線も甲陽線も阪急電鉄神戸本線の支線的存在。しかも、どちらも、路線距離がわずか2キロから3キロ程度の短い盲腸線。 伊丹線 神戸本線塚口駅から伊丹駅を結ぶ路線。JR福知…

阪神武庫川線

(写真1 本線から乗り換えるための武庫川駅中間改札) 近畿地方の鉄道路線⑪ 阪神電鉄の武庫川駅は、ちょっと面白い駅。阪神本線のホームは、すっぽり武庫川の橋上になっているのだ。ホーム全体が河川の上というのはとても珍しく、武庫川は、尼崎市と西宮市…

伊豆半島旅行

(写真1 スーパービュー踊り子号が停車中の伊豆急下田駅構内) 伊豆急で下田へ 先週は伊豆半島を旅行した。伊豆は何度も訪れているところだが、泊まりがけでゆっくり歩いたのは久しぶり。 まずは東京駅から特急踊り子号で下田へ。伊豆急に直接乗り入れてい…

能勢電鉄

(写真1 山下駅のホームの様子) 近畿地方の鉄道路線⑩ 能勢電鉄は、阪急宝塚線の川西能勢口駅(兵庫県川西市)から妙見口駅(大阪府豊能郡豊野町)を結ぶ妙見線と、途中、山下駅で分岐し日生中央駅(兵庫県川辺郡猪名川町)に至る日生線がある。略称能勢電…

京阪 大阪京都滋賀を結ぶ

(写真1 びわこ浜大津駅前の軌道線の様子) 近畿地方の鉄道路線⑨ 京阪(京阪電気鉄道、京阪電車)は、大きくは大阪から京都を結ぶ京阪線と、京都から滋賀へと伸びる大津線の二つの路線を持つ。 このうち京阪線は、淀屋橋駅-三条駅間を結ぶ京阪本線と三条か…

近鉄 名古屋線系

(写真1 湯の山線終点湯の山温泉駅) 近畿地方の鉄道路線⑧ 近鉄名古屋線は、近鉄名古屋駅と近鉄大阪線の伊勢中川駅間を結ぶ78.7キロの路線。伊勢中川駅からは大阪線・山田線・鳥羽線・志摩線を通って伊勢志摩へと伸びている。終点は賢島。名古屋線には湯の…

近鉄 橿原線系と奈良線系

(写真1 橿原神宮前駅の堂々たる駅舎) 近畿地方の鉄道路線⑦ 近鉄橿原(かしはら)線は、大和西大寺駅と橿原神宮前駅を結び、京都駅と大和西大寺駅間の京都線とは一直線に結ばれて、京都から奈良へ南北に貫いている。JRの京都線、桜井線と大部分が並行し…

近鉄 南大阪線系

(写真1 柏原駅に到着した道明寺線列車。左に見えるのはJR大和路線) 近畿地方の鉄道路線⑥ 近鉄(近畿日本鉄道)は、JRグループを除き最長の路線網を持つ私鉄最大手。路線距離が501.1キロに上り、第2位の東武鉄道463.3キロ、第3位の名鉄44…

おおさか東線

(写真1 新大阪駅2番線に停車中のおおさか東線電車) 近畿地方の鉄道路線⑤ このたびの近畿地方鉄道乗り歩きでは、主に、これまで一度しか乗っていなかった路線を選んでつぶすように乗った。 そういう中で、唯一の未乗区間が今年3月16日に開通したJR西…

南海高師浜線/汐見橋線

(写真1 南海高師浜駅) 近畿地方の鉄道路線④ 高師浜(たかしのはま)線 南海本線の羽衣駅と高師浜駅間を結ぶ路線。営業距離はわずかに1.5キロ。他社線や他路線から乗り入れない自己完結型としては私鉄では日本で最も短い路線。駅数は起終点を含め3。全…

阪堺電車

(写真1 阪堺電車浜寺駅前停留場) 近畿地方の鉄道路線③ 阪堺電車(阪堺=はんかい=電気軌道)は、その名の通り大阪の南部地域と堺を結ぶ軌道線(いわゆる路面電車)。阪堺線と上町線の二つの路線がある。 線区上は、阪堺線が恵美須町-浜寺駅前間で、路線距…

泉北高速鉄道

(写真1 泉北高速鉄道の終点和泉中央駅) 近畿地方の鉄道路線② 泉北高速鉄道は、南海高野線の中百舌鳥(なかもず)駅(大阪府堺市)と和泉中央駅(大阪府和泉市)間を結び、南海の難波から直通して泉北高速鉄道線に乗り入れているほか、中百舌鳥駅は地下鉄御…

水間鉄道

(写真1 水間鉄道終着駅水間観音駅) 近畿地方の鉄道路線① 先週まで5月23日から27日まで4泊5日をかけて近畿地方の鉄道に乗ってきた。特に、これまで一度しか乗ったことがないような路線を選んでつぶすように乗った。結果的には、大阪から奈良、京都…

三岐鉄道三岐線

(写真1 三岐鉄道三岐線終着駅西藤原駅舎) 私鉄唯一のセメント輸送路線 三岐鉄道は、三重県の北勢地域で三岐線と北勢線の二つの路線を運行するローカル私鉄。北勢線は西桑名から阿下喜を結び、一方、三岐線は、同じ近鉄沿線で桑名から10分弱南になる近鉄…

三岐鉄道北勢線

(写真1 北勢線西桑名駅) ナローゲージの鉄道路線 三岐鉄道の北勢線は、これは何とも珍しくも楽しくなる鉄道。軌間がわずかに762ミリというナローゲージ(特殊狭軌)なのである。観光鉄道はともかく、一般に旅客営業を行っているものとしてはほかに四日…

養老鉄道養老線

(写真1 桑名方面と揖斐方面の列車が同時に到着しにぎやかな大垣駅ホーム) 岐阜から三重へ揖斐川右岸を縦断 養老鉄道養老線は、岐阜県の揖斐駅と三重県の桑名駅間を結ぶ路線。全線57.5キロ。駅数は27。途中の大垣駅はスイッチバックとなっており、大…

リニモ

(写真1 走行中のリニモ) 愛知高速交通東部丘陵線 リニモとは、リニアモーターカーによる鉄道路線の愛称。HSSTによる磁気浮上式の鉄道路線としては日本で初めて。2005年の愛知万博で建設され、その後も実用路線として営業運転が行われている。 路…

城北線

(写真1 城北線勝川駅。まるで工事が中断しているような様子。左は中央線の高架) 中央本線勝川-東海道本線枇杷島間を結ぶ 中央本線勝川駅と東海道本線枇杷島駅間を結ぶ路線。中央本線から東海道本線名古屋以西に向かう短絡線である。中央本線から金山ある…

愛知環状鉄道

(写真1 東海道本線と接続する岡崎駅0番線愛環線ホーム) 東海道線岡崎-中央線高蔵寺間を結ぶ 愛知環状鉄道(通称愛環)は、東海道本線の岡崎駅と中央本線の高蔵寺駅間を結ぶ第三セクター鉄道。全線45.3キロ。駅数23。旧国鉄の岡多線を前身に1988…

名鉄全線に乗る!

(写真1 名鉄名古屋駅。線路は2本だけ。1日に1千本の列車が通過する過密ダイヤ) 20路線444.2キロ275駅 名鉄(名古屋鉄道)全線を乗りに出かけた。これまでも一度以上は全線に乗ったことはあるのだが、改めて乗ってみた。5月8日から10日まで…

大雄山線

(写真1 大雄山駅前にある熊に跨がり鉞を担いだ金太郎の像) 天狗と金太郎に出会えるか? 大雄山線は、小田原駅と大雄山駅を結ぶ伊豆箱根鉄道の路線。全線9.6キロ、駅数は12。当初は、道了尊で知られる最乗寺への参詣客向けに開通したが、近年では沿線…

小田急全線に乗る!

(写真1 小田急小田原駅ホーム。明るい大屋根が特徴だ) 3路線120.5キロ70駅 令和最初の日の5月1日、小田急に乗りに出かけた。たまたまそうなっただけで、特に令和と意味づけたわけでもない。ただ、令和となっても旅に暮らすのかという感慨は多少…