ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

03-05 美術館紀行

妹島和世 SANAA×北斎

(写真1 展覧会の様子)すみだ北斎美術館の企画展 ちょっと変わった展覧会だった。 すみだ北斎美術館は墨田区亀沢にあり、ここは葛飾北斎生誕の地でもある。美術館は昨年開館しており、設計が妹島和世だった。SANAAは、妹島が西沢立衛と組んでいる建築設計…

足立美術館

(写真1 足立美術館の庭園)庭園が評判 足立美術館は、島根県安来市にある地元出身の実業家足立全康が創設した私立の美術館で、現在は公益財団法人足立美術館が運営している。山陰本線の安来駅から無料のシャトルバスが運行されており所要約20分。美術館…

島根県立美術館

(写真1 宍道湖に向け大きく開口したロビー) 三拍子揃った魅力 魅力は三つ。一つ目はもとよりコレクションで、ロケーションが二つ目、三つ目は運営内容。全国の公設美でこの三つが揃ったところも珍しいのではないか。全国の県立美術館の大半を見たことがあ…

青森県立美術館

(写真1 三内丸山遺跡に隣接してある青森県立美術館外観)「あおもり犬」がいい このたびの津軽海峡旅行では旅の最後に青森県立美術館に立ち寄った。時間に余裕があるようであれば、街をぶらぶら散策するのも楽しみだが、正味1時間程度しか時間がないよう…

三度目の十和田市現代美術館

(写真1 十和田市現代美術館外観)スタンディング・ウーマンに会いに行く 津軽海峡に向かう途中、東北新幹線を七戸十和田駅で下車し、十和田市現代美術館を訪ねた。 この駅で降り立ったのがこれが初めてで、新幹線らしくまだ新しい立派な駅舎だった。駅前も…

福島県立美術館を訪ねて

(写真1 福島県立美術館図書館全景。左が美術館)ワイエスの傑作と出会う 飯坂温泉への帰途福島県立美術館へ立ち寄った。美術館は、福島交通で福島駅から二つ目、美術館図書館前駅が最寄り駅で、駅からは徒歩数分のところ、住宅街の中にあった。 二つの施設…

荒川区に吉村昭記念文学館

(写真1 再現された書斎の様子)ゆいの森あらかわ内 先日、このブログABABA'sノートに三陸鉄道北リアス線島越駅の吉村文庫について書いたら、友人から荒川区にこんなのがあるよと言って吉村昭記念文学館を紹介された。 吉村は荒川区の生まれで空襲で家が焼…

展覧会『リアルのゆくえ』

(写真1 展覧会の入場チケットの半券から引用。図中、右が高橋由一の「鮭」、左が磯江毅の「鮭-高橋由一へのオマージュ-」である)平塚市美術館で この美術館では、これまでも画家二十歳当時の作品を集めた『画家たちの二十歳の原点』といった展覧会を開催…

大川美術館

(写真1 大川美術館外観)充実した松本竣介のコレクション 群馬県桐生市にあり、上毛電鉄西桐生駅から徒歩約10分。JR桐生駅からなら、西桐生との間約5分を足せばいい。いずれにしても西桐生駅を出てすぐに登り坂となる。水道山という小高い山の中腹に…

展覧会『日本、家の列島』

(写真1 ミュージアムで配布されていたパンフレットから引用)パナソニック汐留ミュージアム 住宅建築の展覧会である。4人のフランス人建築家らが日本の住宅に注目、ヨーロッパで行った展覧会の巡回帰国展である。 会場は、港区東新橋。高層ビルが建ち並ぶ…

「博物館でお花見を」

(写真1 〝お花見〟に大勢の人が訪れていた東京国立博物館本館)東京国立博物館の特別な出会い 上野の東京国立博物館で「博物館でお花見を」という面白い企画をやっている。 企画展ではなくて、通常の常設展なのだが、展示室の至るところに桜にちなんだ作品…

すみだ北斎美術館

(写真1 すみだ北斎美術館外観)葛飾北斎の殿堂 昨年11月にオープンしたばかり。墨田区の公営美術館で、北斎は現在の墨田区内に生まれ、生涯をほぼ区内で過ごしたといわれている。 美術館へは、JRの両国駅から徒歩10分ほど、地下鉄大江戸線両国駅から…

池田20世紀美術館

(写真1 池田20世紀美術館外観)20世紀西洋絵画の秀品 静岡県伊東市所在。熱海から伊東線で約25分終点伊東下車。伊東駅からはバスで約30分。伊豆山中に分け入るように進み、一碧湖を経て池田美術館下車。 実業家池田英一氏の個人コレクションの展示…

沖縄県立博物館・美術館

(写真1 沖縄県立博物館・美術館外観)沖縄美術の流れ 沖縄県那覇市所在。那覇市の中心街にあり、沖縄都市モノレールゆいレールおもろまち駅から徒歩7分ほど。この駅には免税店を含む巨大なショッピングモールが直結しており人気の地域。 コンクリートで固…

展覧会「拝啓 ルノワール先生」

(写真1 梅原龍三郎「パリスの審判」=会場で販売されていた絵はがきから引用)梅原龍三郎に息づく師の教え 丸の内の三菱一号館美術館で開催されている。 梅原龍三郎は、言わずと知れた明治末から大正、昭和と活躍した日本洋画壇の重鎮。梅原は、二十歳の時…

森の美術館

(写真1 森の中に異彩を放つ美術館外観) 新設の個人美術館 つくばエクスプレス流山おおたかの森駅が最寄り駅。秋葉原から快速電車で25分。鉄道の開業によって近年急速に開けてきたところで、駅前には高層住宅が林立し、住宅が四方に広がっている。首都圏…

世界報道写真展2016

(写真1 世界報道写真展パンフレット。パンフレット中の写真は大賞受賞作品)新装の東京都写真美術館で 恵比寿ガーデンプレイスの新装なった東京都写真美術館で開催されている。 この写真展は、オランダで毎年開催されている世界報道写真コンテストから入選…

展覧会『鉄道美術館』

(写真1 栗山貴嗣「東京動脈」)岡本太郎美術館で開催 鉄道美術館という名の展覧会である。川崎の岡本太郎美術館で開催されている。 岡本太郎と鉄道といえば、渋谷駅の大壁画「明日の神話」が馴染み深いが、岡本と鉄道は結構縁があるようで、様々な作品が展…

ホキ美術館

(写真1 ホキ美術館外観。回廊式ギャラリーをつなぐために独特の形状が面白い) 写実絵画の一大コレクション 外房線の土気駅からあすみが丘という新しく開発された広大な住宅地を歩いて行く。徒歩20分ほど。バス便もある。昭和の森公園に隣接している。 開…

菅野美術館(宮城県塩竃市)

(写真1=美術館外観。エンボス加工が独特だ) 「小さなカテドラル」 宮城県塩竃市所在。東北本線塩釜駅から、駅の裏手の小高い丘の中腹にあった。なかなかきつい坂で、住宅街の中を右に折れ左に折れてたどり着いた。徒歩10数分。 建物がユニークだ。まる…

岩手県立美術館(盛岡市)

(写真1=岩手県立美術館グランドギャラリーの空間) 魅力の松本竣介・舟越保武コレクション 岩手県盛岡市所在。盛岡駅からは市街中心とは反対の西側にある。バスで10分弱ほど。なかなかしゃれた建物で、とくに2階分が吹き抜けになっているグランドギャラ…

ブログ開設の挨拶

(写真は北海道恵山岬。大海原を前に両手を広げて余る240度もの眺望だ) 旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。 出版社勤務をリタイアし今日も旅枕に夢を見る古希男が勤務時代のブログ「秋葉原日記」、「AKIBAノー…