ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

沖縄本島最北端 辺戸岬

(写真1 祖国復帰闘争碑の建つ辺戸岬突端) 祖国復帰の願い強く 辺戸岬(へどみさき)は、沖縄本島最北端。この日は晴れていたから沖合にうっすらと平べったい島影が見える。鹿児島県奄美諸島最南端与論島であろう。彼我の距離は23キロといわれる。この間…

沖縄のシンボル首里城

(写真1 城壁が連なる外観) 琉球の象徴 那覇滞在中、首里城を訪ねた。火災がどの程度だったのか、修復はどう進んでいるのか気になった。早くに来たかったのだが、首里城は沖縄のシンボルみたいなもの、物見遊山では軽軽には訪れにくかった。 首里城とは、…

延伸の沖縄都市モノレールに乗る

(写真1 延伸開業された終点のてだこ浦西駅外観) 沖縄唯一の鉄道 沖縄都市モノレールとは、沖縄で唯一の鉄道路線。通称〝ゆいレール〟として親しまれており、那覇市の那覇空港駅から浦添市のてだこ浦西駅まで全長17.0キロ、19駅。 当初の開業は200…

高島野十郎展

(写真1 代表作の<蝋燭>=福岡県立美術館蔵。会場で販売されていた絵はがきから引用) 生誕130年記念 高島野十郎は福岡県久留米市出身。1890年生まれ。異色の経歴の持ち主で、東大農学部を卒業しながら画家の道を志した。しかも、絵は独学。 出品物を…

福岡市地下鉄全線に乗る

全鉄道全路線全二周への旅 (写真1 空港線博多駅改札口) 3路線29.8キロ かつては福岡市営地下鉄と呼称されていた時期もあったが、現在は福岡市地下鉄に統一されている。福岡市交通局の運営。 営業路線は、1号線(空港線=姪浜駅-中洲川端駅-福岡空港駅…

関門航路灯浮標と六連島立標

(写真1 関門航路第5号灯浮標) 門司下関周辺の航路標識③ 下関竹崎桟橋から六連島に向かう途中、関門航路を横切ったが、渡船上から二つの灯浮標が見えた。 初めに緑色をした灯浮標で、これは関門航路第5号灯浮標。灯台表によれば、航路標識番号5527.…

下関外浜町防波堤灯台+あるかぽーと東防波堤灯台

(写真1 下関唐戸桟橋上からみた赤と白の防波堤灯台) 門司下関周辺の航路標識② いずれも下関唐戸桟橋の灯台。写真左の赤色が下関外浜町防波堤灯台で、右の白色があるかぽーと東防波堤灯台。向かい合う二つの防波堤灯台を合わせて〝恋人灯台〟と呼んで親し…

門司西海岸5号防波堤灯台

(写真1 下関唐戸桟橋行き連絡船上から見た) 門司下関周辺の航路標識① 3日間にわたり門司下関周辺の灯台巡りをしたし、関門海峡も船で渡ったから、この間、数多くの航路標識を見かけた。灯台好きではあるものの、日頃は沿岸灯台にばかり目がいって、防波…

特牛灯台(山口県下関市)

(写真1 趣のある佇まいの特牛灯台。照射灯が併設されている) 赤い光を放つ小さな灯台 初めて現役の灯台として国の重要文化財に指定された灯台4基のうち、山口北九州にある角島、六連島、部埼の三つの灯台を巡った後は、少し足を伸ばして特牛灯台を訪ねた…

関門海峡を渡る

(写真1 門司港から関門海峡を渡る。下関はすぐ対岸) 日本遺産ノスタルジック海峡 関門海峡とは、本州の下関と九州の門司を隔てる海峡。最も狭まる壇ノ浦と和布刈の間は600メートルと狭く、早鞆の瀬戸と呼ばれている。下関市と北九州市にまたがって関門…