ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

送電鉄塔研究会著『送電鉄塔ガイドブック』

鉄塔ワールドへの誘い 送電鉄塔とは、郊外などで見かけるように長い距離に張り巡らした送電線を中継するための設備。発電所から変電所を経由して送電するために送電線は超高圧となり、送電距離も長いところから送電施設は大型となる。 本書はこの送電鉄塔に…

ご近所の花

(写真1 直径20センチを超すボタンの大輪) 色とりどり咲き乱れ 我が家は、住宅街の一角にあり、1ブロックが約20軒ほど。日頃の散策は往復で約1時間の公園を周回して花などを見て来るのだが、家内がご近所にもきれいな花を咲かせているお宅がいっぱい…

空也上人と六波羅蜜寺展

(写真1 空也上人立像=会場で販売されていた絵はがきから引用) 東京国立博物館で特別展 空也上人立像(重要文化財)は、なかなかユニークな仏像だった。鎌倉中期、運慶の四男康勝の作とされ、遊行中の姿をリアリティたっぷりに表現されている。像高は12…

コーヒー飲み比べ

(写真1 左からネルドリップ、ウエーブフィルター、一般のフィルター) 3種のドリップ式 コーヒーは好きで、毎日朝夕と飲んでいる。コーヒーは必ず自分で淹れる。これは毎朝の日課。 豆はコーヒーミルで挽く。豆の種類や好みに応じて粗挽き、中挽き、細挽…

春爛漫

(写真1 八重紅枝垂の花) 色とりどり咲き乱れ 春が来たなと感じたらもう初夏の暑さだ。このごろの季節はせっかちだ。 花も急ぎたくなるのか、色とりどりの花が一斉に咲いている。まさしく爛漫という様子だ。 桜はソメイヨシノはもう終わって、遅れて咲く八…

砂川文次『ブラックボックス』

(写真1 作品所収の文藝春秋3月号表紙) 芥川賞受賞作 現代の若者が描かれている。ただし、そこに社会に対する破壊はない。文章にも若者特有の暴力はない。しかし、ちょっとしたことですぐに切れる。これが現代の若者特有というならその通りだ。 自転車便…

映画『ひまわり』

(写真1 映画館に掲示されていたポスターから引用) ウクライナ支援上映 第二次世界大戦下、愛し合っていたジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)の夫婦。 アントニオは招集されてロシア戦線に出征することになり、ミ…

映画『ドライブ・マイ・カー』

(写真1 映画館に掲示されていたポスターから引用) 難解な映画 西島秀俊演ずる演出家兼俳優家福悠介。ウラジオストックに出張のため成田空港に着いたところ欠航とのこと。やむを得ずいったん帰宅すると、妻は男を連れ込んで浮気の様子。仕方なく静かに家を…

ピアノ教室のコンサート

(写真1 コンサートの模様) 練習の成果披露 ピアノ教室のコンサート(発表会)が練馬文化センターで行われた。毎年この時期の恒例で、1年の練習の成果が披露された。 34人が出演していて、我が家からは4人の孫が出た。6年生(女)、4年生(男)、3…

開館した大阪中之島美術館

(写真1 大阪中之島美術館外観) 超コレクション展 大阪中之島美術館が2月2日開館し、開館記念として超コレクション展が3月21日まで開かれていた。 美術館は、中之島にあり、国立国際美術館の隣り。四角いキューブ状の黒い建物が特徴。京阪渡辺橋から…

交通量多い明石海峡

日本海峡紀行 (写真1 江崎灯台から見た明石海峡。多くの船舶が行き交い、対岸の明石ではビルが海際まで屹立しているのが見て取れる) 大阪湾と播磨灘をつなぐ 紀伊水道、紀淡海峡、鳴門海峡と続いてきた淡路島に関わる四つの海峡巡りの四つ目。 大阪湾と瀬…

渦潮の鳴門海峡

日本海峡紀行 (写真1 鳴門海峡を一またぎする大鳴門橋) 播磨灘と紀伊水道をつなぐ 淡路島は、瀬戸内海の東側をふさぐような位置にある。瀬戸内海は内海であって、東西に450キロ、南北には15~55キロと細長く、古来、畿内と九州を結ぶ重要な海上交…