ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宗谷本線の車掌車転用駅舎

(写真1 下沼駅。大きな目が描き込まれている。赤い花のプランターが置いてある) 車掌車は生き続ける 宗谷本線には、車掌車を転用した駅舎が多い。笹田昌宏著『車掌車』には9駅も載っていて、このたびの北海道鉄道旅行では、時刻表索引地図にあらかじめ印…

四日市あすなろう鉄道

(写真1 分岐駅日永駅。手前が1番線内部行き列車で、奥が3番線四日市行き) 生活の足ナローゲージ これは珍しい軌間762ミリのナローゲージ(狭軌)の鉄道である。内部線と八王子線の二つの路線があり、このうち、内部線はあすなろう四日市駅から内部駅間…

いよいよ函館へゴール

(写真1 森駅から見た駒ヶ岳と左に噴火湾) 最長片道切符の旅北海道版第5日最終日 森では駅前のホテルに泊まったらちょうど夏祭りの最中だった。旭川では神輿が出ていたし、稚内では花火大会だったし、このたびの旅では時節柄各地で夏祭りに遭遇した。 最…

ひたすら函館本線で小樽から長万部、森へ

(写真1 小樽駅4番線で発車を待つ倶知安行き列車) 最長片道切符の旅北海道版第4日 小樽には寿司屋通りがあるというほどに寿司屋が多い。何でも100軒ほどもあるらしい。全般に北海道にはうまい寿司屋が多いが、私の好みで言えば小樽のほか釧路、函館と…

室蘭線-千歳線-函館線

(写真1 室蘭本線が発着する岩見沢駅) 最長片道切符の旅 北海道版第3日 岩見沢に泊まったのは6年ぶり二度目。当地には申し訳ないが、格別の観光スポットがあるわけでもないのにまさか岩見沢に再び泊まろうとは思いもよらなかった。 その理由は、初めての…

網走-釧路-新得-富良野-旭川-岩見沢

(写真1 海に最も近い駅北浜.。左がオホーツク) 最長片道切符の旅 北海道版第2日 網走では、駅の真正面にあるホテルに泊まった。ところが、網走というところは、飲食店街は離れていて、駅の周辺にはほんとうに少ない。網走も肴はうまいということは知って…

最北端の稚内からオホーツクの網走へ

(写真1 稚内駅ホームで最長片道切符北海道版出発の記念撮影) 最長片道切符の旅北海道版第1日 稚内には前日の内に入っておいた。旭川から鉄路で到着したのだが、本当は空路稚内空港に降り立ち、稚内駅は処女のようにとっておきたかったのだが、航空便は希…

最長片道切符の旅 北海道版

(写真1 稚内→函館間が最長となる片道切符=使用開始前の状態) 稚内から函館へ一筆書き1,492.1キロ [序曲] 昨日9日まで1週間にわたり北海道に旅行した。このたびの旅行では、北海道内を一筆書きに最長片道切符で巡った。5日に稚内を出発し9日に…

灯台紀行:門脇埼灯台と城ヶ崎海岸

(写真1 門脇吊橋の手前から見た門脇埼灯台) サスペンスドラマの舞台 城ヶ崎海岸は伊豆半島中部の相模湾に面した風光明媚な海岸。海岸線は、溶岩が海の浸食によって削られた絶壁が9キロにもわたって連なっている。 伊豆急の城ヶ崎海岸駅が最寄り駅。駅舎…

灯台紀行:爪木埼灯台

(写真1 須崎半島突端に立つ爪木埼灯台) 伊豆半島南東須崎に立つ 相模湾と駿河湾を分かつ伊豆半島にあって南端は石廊崎灯台であり、下田港沖合10キロほどのところににある神子元島灯台とともに大きな道標だとすれば、爪木埼灯台は伊豆半島南東の須崎半島…