ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

00海峡を渡る

浦賀水道 海峡の町

日本海峡紀行 (写真1 燈明堂に近い浦賀港の港口) 浦賀水道を渡る④ 海峡は、海峡を渡ることがまずは魅力だが、海峡の町も楽しみ。 三浦半島側は横須賀であり、房総半島側は金谷である。 このたびの浦賀水道二日がかりとなった海峡の旅では、途中、横須賀に…

浦賀水道四つの岬・灯台

日本海峡紀行 (写真1 洲埼灯台から見た三浦半島) 浦賀水道を渡る③ 浦賀水道を囲む四つの岬・灯台。1日目に三浦半島の剱埼灯台と観音埼灯台を訪ね、2日目には房総半島の洲埼灯台と富津岬を踏破した。洲埼灯台 三浦半島久里浜港から東京湾フェリーで房総半…

浦賀水道の灯台と岬

日本海峡紀行 (写真1 浦賀水道を航行する船舶) 浦賀水道を渡る② 三浦半島と房総半島に挟まれた浦賀水道には、取り囲むように四つの岬・灯台がある。 三浦半島側には、剱埼灯台と観音埼灯台、房総半島側には洲埼灯台と富津岬である。なお、富津岬には灯台は…

浦賀水道を渡る

日本海峡紀行 (写真1 浦賀水道を渡るフェリーの航跡) 東京湾と外洋をつなぐ海峡 東京湾に海峡があるとはちょっと想像もできにくい。もちろん、水道も瀬戸も海峡のうちという意味においてだが、湾内に海峡があるものかとも思う。それなら海峡とは何かとい…

まるで川のような狭水道音戸の瀬戸

日本海峡紀行 (写真1 音戸の瀬戸。手前が音戸大橋で、奥が第二音戸大橋) 呉港と安芸灘を最短で結ぶ 瀬戸とは、狭い水道のこと。つまり、瀬戸も水道も海峡である。 音戸の瀬戸は、広島県呉市の本州側と対岸の倉橋島との間の水道。平清盛が開削したという言…

生活の中の尾道水道

日本海峡紀行 (写真1 千光寺の展望台から見下ろした尾道水道) まるで〝箱庭〟のような美しさ 尾道水道は、尾道そのもの。尾道水道なくして尾道の町はなかったわけで、町の中に水道をかかえているようなものだし、こういう海峡と町との関係は少ない。 尾道…

自転車で船でバスで来島海峡

日本海峡紀行 (写真1 来島海峡大橋から眼下に見た来島海峡。潮流の様子もわかる) 3度も渡って楽しめる海峡 このたびの海峡巡りでは、来島海峡は3度渡った。つまりどういうことかというと、海峡は船で渡りたいものだが、初めは自転車で渡り、次に船で渡…

不思議のクダコ水道

日本海峡紀行 (写真1 クダコ水道の中央に位置するクダコ島。頂上にはクダコ島灯台) 海軍と水軍の航路 瀬戸内海西部地域の海峡巡りを計画していたところ、クダコ水道なる地名を見つけた。地元ではつとに知られた名前なのだろうが、私には浅学にして知らな…

釣島海峡と釣島灯台

日本海峡紀行 (写真1 眼下に釣島灯台と釣島海峡を望む) 連合艦隊の海峡 釣島(つるしま)海峡とは、瀬戸内海の西部、斎灘(いつきなだ)と伊予灘を結ぶ海上交通路。愛媛県松山市の沖合、興居島(ごごしま)と中島との間に位置する。 かつて、広島県呉市の…

豊麗な瀬戸内海

日本海峡紀行 (写真1 瀬戸内海の西端関埼灯台からの展望) 数多くの海峡が結ぶ 瀬戸内海は、東は紀伊日ノ御碕灯台と蒲生田岬灯台を結んだ線、西は佐田岬灯台と関埼灯台を結んだ線の内側で、国際的にはこの範囲が瀬戸内海とみなされている。 東西に約450…

交通量多い明石海峡

日本海峡紀行 (写真1 江崎灯台から見た明石海峡。多くの船舶が行き交い、対岸の明石ではビルが海際まで屹立しているのが見て取れる) 大阪湾と播磨灘をつなぐ 紀伊水道、紀淡海峡、鳴門海峡と続いてきた淡路島に関わる四つの海峡巡りの四つ目。 大阪湾と瀬…

渦潮の鳴門海峡

日本海峡紀行 (写真1 鳴門海峡を一またぎする大鳴門橋) 播磨灘と紀伊水道をつなぐ 淡路島は、瀬戸内海の東側をふさぐような位置にある。瀬戸内海は内海であって、東西に450キロ、南北には15~55キロと細長く、古来、畿内と九州を結ぶ重要な海上交…

大阪湾と紀伊水道をつなぐ紀淡海峡

(写真1 淡路島の東端生石鼻から見た紀淡海峡) 日本海峡紀行 紀淡海峡とは、読んで字のごとく、紀州と淡路島の間の海峡である。具体的には、和歌山県和歌山市の田倉崎と兵庫県洲本市の生石鼻(おいしはな)の間を指し、海峡幅は約11キロ。海峡は、大阪湾…

悠久たる紀伊水道

(写真1 紀伊日ノ御埼灯台から見た紀伊水道。晴れていれば対岸にかすかに四国が望める) 日本海峡紀行 紀伊水道――何と悠久たる海峡か。 この水道はかねて一度は渡ってみたいと願っていた。海峡の魅力がすべて揃っているのである。 海峡幅は約40キロ。最狭…

海峡を渡る

(写真1 龍飛崎から津軽海峡越しに北海道を望む) 日本海峡紀行 序文 海峡――何と詩的な響きか。海峡の向こうには何があるというのか。渡らずにはいられない。 日本は、主要4島をはじめ数多くの島々が連なる列島であり、当然、海峡も多くて独特の景観を生み…