ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

第38回メトロ児童絵画展にぎやかに

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(写真1 作品展示の様子)

独創的視点と自由な発想

 第38回メトロ児童絵画展(主催メトロ文化財団、協力東京メトロ)の入賞作品が地下鉄銀座線三越前駅のコンコースに展示されている。
 8,063点もの応募があったそうで、このうち特選30点、入選70点、佳作200点が展示されていた。このほかに奨励賞300点は引き続き日を改めて展示される。
 都内を中心に小学校の1年生から6年生までの児童生徒の作品で、展示されている作品を見ると、色彩の豊かなことにまずは驚いたし、小学生らしい視点があって自由な発想に感心した。作品に登場する人物は皆笑顔で、地下鉄が日常に溶け込んでいる様子は大変喜ばしいもだった。
 実は、今年の夏休みに遊びに来ていた小学1年生の孫の女の子から、「おじいちゃん、丸ノ内線が写っている写真をちょうだい」と言われていたのだが、今にして思えばこの展覧会に応募する絵画の材料だったのだ。孫が住んでいるのは本郷で、丸ノ内線の沿線である。
 孫が応募した作品が入賞したというので展覧会を見に出かけたのだが、当然身びいきではあるのだが、独創性が感じられたし、難しい構図を大胆に表現していた。

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(写真2 展示されている中でもっとも気に入った作品)