(写真1 紅色が映えるタニウツギの花)
新緑に映える花
新緑の中に紅色がハッとするほど美しく、近づくと何とも可憐な花である。どうやらタニウツギというらしい。ウツギは白い花が一般的だし、ウツギには似ていないようだが、ウツギの仲間なのであろうか。もっとも、ウツギも種類は多そうだが。
(写真2 大木に紅色の花はベニバナウツギ)
同じようにピンクの花ということでは、ベニバナトチノキを見つけた。これもトチノキには似ていないが、結構な大木で、紅色の花が房状に、しかも上を向いて咲いている。
大木で房状の花ということではキリもそうだ。こちらは房は下を向いているが、紫色の花が特徴で高貴を感じさせる。大木だから香りまではわからないのが残念だ。
強い香りを放っているのはミカンの白い花。ツンとした香りで、いかにも柑橘類の香りだ。花と実とこれほど香りが似通っているものもあるいは珍しいか。隣のお宅にも咲いているが、花弁が細かく散って掃除が厄介そうだ。花期は短く10日間ほど。
(写真3 強い香りを放つミカンの花)