(写真1 いわき市立美術館外観)
シリーズ:ミュージアムカフェ
いわき市立美術館(福島県)は、常磐線・磐越東線いわき駅から徒歩12分ほど。市役所にも近く市街中心にあり、いかにも美術館らしい特徴ある外観が目を引く。
建物は3階建てで、1階が常設展示室、2階が企画展示室となっている。
内外の戦後現代美術が コレクションの中心のようで、この日の常設展では「戦後アメリカ美術のきらめき」と題する特集を行っていた。
この中には、アンディ・ウォーホルの「16のジャッキーの肖像」(1964)があって、いわきでウォーホルが見られたというのは好きな画家だけに感激だった。作品はケネディ大統領ジャクリーン夫人の肖像を16の表情で描いたもので、いかにもウォーホルらしく、有名なモンローを描いた作品にも通じるもののようだった。
また、企画展示室では追悼特別展「高倉健」展を行っていた。
一方、いわき市立美術館のミュージアムカフェは、1階にあって、外部からも直接利用できるようになっていて、サービスの提供内容はレストランのようだった。大きなテーブルのほか、4脚のテーブルが4卓あるだけでさほど広いものではないが、とても落ち着けるようだった。コーヒーは、注文を受けてからドリップするやり方で、とても味わい深いものだった。カップは大きめで、じっくり楽しむには最適のようだった。
(写真2 レストランの内部)