(写真1 左からネルドリップ、ウエーブフィルター、一般のフィルター)
3種のドリップ式
コーヒーは好きで、毎日朝夕と飲んでいる。コーヒーは必ず自分で淹れる。これは毎朝の日課。
豆はコーヒーミルで挽く。豆の種類や好みに応じて粗挽き、中挽き、細挽きなどと使い分けている。幸い我が家のミルは15段階に使い分けることができる。
ここで言うコーヒ-飲み比べとは、喫茶店の飲み比べとか、豆の種類のこととか、そういうことではなくて、ドリップの仕方による違いで飲み比べてみること。
つまり、挽いた豆を淹れる方法のことだが、日頃はドリップ式3種を使い分けている。サイホン式などは使わない。
一つは、台形の形をしたドリップフィルターで淹れるやり方。世間的にも最もポピュラーな方法だろうが、この方法が最もまろやかなコーヒーが得られるようだ。
二つには、同じ紙のドリップフィルターだが、形状がウエーブ状になっていて、ウエーブフィルターと呼んでいる。このフィルターではコーヒー豆の特徴が直接引き出されるようだ。
三つ目が、フィルーターにネルを使ったネルドリップ式で、豆の持つ本来の味が抽出されているように思われる。
同じ分量の豆を、同じ挽き方にして、同じ温度のお湯で淹れてみた場合、そもそも、同じ豆だし、ドリッパーが違うだけで決定的な違いは少なかったのだが、3種それぞれの味が出てきた。
好き好きのこともあるだろうし、飲み慣れているということもあるのだろうが、やっぱい台形の形をしたペーパードリップによる淹れ方が最もうまかった。