ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

春爛漫

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(写真1 八重紅枝垂の花)

色とりどり咲き乱れ

 春が来たなと感じたらもう初夏の暑さだ。このごろの季節はせっかちだ。
 花も急ぎたくなるのか、色とりどりの花が一斉に咲いている。まさしく爛漫という様子だ。
 桜はソメイヨシノはもう終わって、遅れて咲く八重桜が咲いていた。ソメイヨシノと違って花が豪華で花の持ちもいいし、ひらひらと散るわびしさはない。だからだろうか、女子校の校章に桜花を用いている学校は、多くは八重桜のようだ。学習院の女子部がそうだった。

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(写真2 ミツバツツジの花)

 ツツジにはまだ早いはずだが、ミツバツツジが咲いていた。緑の中に咲いている姿を見るとはっとする美しさだ。能を舞う姿にも思える。

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(写真3 ライラックの花) 


 珍しいところでは、ライラックが香を振りまきながら咲いていた。別名リラ。香水の原料にもなるというのもうなずける。

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(写真4 ハナズオウの花)
 
 小さな花が固まって咲くハナズオウ。子細に観察してみると一つひとつの花が小さな壺のようになっている。

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(写真5 ドウダンツツジの花)

 壺のようなといえば、ドウダンツツジがそうだ。とても可憐で愛おしくなるようだ。