ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

02 岬と灯台

遼東半島の先端老鉄山灯台

(写真1=灯台から黄渤海を望む)渤海と黄海との分界線 このたびの大連滞在中には遼東半島の突端に出かけた。 遼東半島とは、中国遼寧省の南部、渤海と黄海を分かつように突き出ていて、山東半島と対置している。かつて、満州国があった時代、日本が関東州…

伊王島灯台(長崎市)

(写真1=長崎港入港を照らす伊王島灯台) 西洋の佇まいを見せる長崎港への玄関灯 野母崎からの帰途、伊王島に寄った。 伊王島は、長崎から南西に鋭く突き出た長崎半島の中程あたり、長崎港への入港を塞ぐように細く鋭く突き出た先端にあたる。このあたり、…

樺島灯台と野母崎(長崎市)

(写真1=樺島灯台から見た野母埼。本土最西端である) 本土最西端は長崎港への玄関口 九州を鉄道で巡る岬への旅。3日目に宮崎から吉都線、肥薩線、鹿児島本線、長崎本線と乗り継いで長崎に到着した。途中、寄り道をしたからでもあるが、大半が鈍行ばかり…

九州最東端鶴御崎(大分県佐伯市)

(写真1=200メートルもの断崖絶壁の上に建つ鶴御埼灯台) 豊後水道を望む要衝の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目の続き。初めの佐賀関半島関埼灯台からはそのまま続けて鶴御崎を訪れた。 7月23日。関崎から向かうと、臼杵湾、津久見湾、佐伯湾と跨…

関崎と関埼灯台(大分市佐賀関半島突端)

(写真1=岬の中腹にある展望台から見た関埼灯台と豊予海峡) 豊予海峡を望む絶景の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目は、大分県にある二つの岬を巡った。 7月23日、まずは関崎へ。佐賀関半島の突端に位置し、所在は大分市にあたる。由来はわからないが…

部埼灯台(北九州市企救半島突端)

(写真1=周防灘に面し多数の船舶が往来する関門海峡に臨む部崎灯台) 関門海峡の東側入口を照らす 昨日まで4日間にわたって九州を旅行した。期間中、博多、小倉、大分、宮崎、都城、人吉、八代、鳥栖、長崎とほぼ九州を一周し、鉄道による岬への旅を楽し…

牡鹿半島の突端黒崎と陸前黒埼灯台

(写真1=牡鹿半島の突端に建つ陸前黒埼灯台) 半島が一望にできる御番所展望棟 牡鹿半島は、宮城県の石巻の東、女川からは南に伸びる半島で、太平洋に鋭く突き出ている。三陸リアス式海岸の南端に当たり、周辺には島嶼が多く、牡鹿諸島とも呼ばれる。その…

本州最東端魹ヶ崎

(写真1=本州最東端に立つ魹ヶ埼灯台) 日本で最も美しい灯台 釜石線を終着駅釜石で下車。乗り継ぐべき山田線が不通のままのためレンタカーで魹ヶ崎を目指した。釜石側からはバス便もないのである。 魹ヶ崎は、岩手県宮古市にある本州最東端の岬。重茂半島…

岬と鉄道ぶらり旅

(写真1 日本海に臨む秋田県男鹿半島の突端入道崎) 留萌本線増毛駅 岬が好きでよく訪ね歩いてきた。日本全図程度の大きなスケールの地図に載っているような岬はほとんど踏破したと思う。 ともかく、一般人が自由に到達できるという意味で、最北端宗谷岬(…

ブログ開設の挨拶

(写真は北海道恵山岬。大海原を前に両手を広げて余る240度もの眺望だ) 旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。 出版社勤務をリタイアし今日も旅枕に夢を見る古希男が勤務時代のブログ「秋葉原日記」、「AKIBAノー…