(写真1 小枝に雨の滴が美しい)
アジサイ咲く
夜来の雨があがったところを待ってウォーキングに出たら、小枝に雨の滴がいっぱいに付いて輝いていた。まるで真珠の玉が無数に付いているようでもあった。
季節は移ろうが、今は晩春だろうか、初夏だろうか。晩春という言葉はあまり遣わないし、初夏というにも早すぎるようだ。梅雨入りもまだだし。
(写真2 梅雨入りを待たないで咲き出したアジサイの花)
アジサイが咲いている。梅雨の季節に似合うが、梅雨入りまで待ってくれないで咲いている。
タイサンボクが咲いていた。白い大きな蓮のような花がいかにも豪華。香りがいいはずだが、大木だから顔が届かない。この花も6月に入ってからの花と思っていたがどうだったか。
5月に入ったころから咲いているのはヤマボウシ。花期が長い。遠目にはハナミズキにも似ているが、ハナミズキは4月の花だし、4弁の花びらが大きいし花の形もまるで違う。
花は気候に沿って咲いているのだろうが、気候はせっかちに早まっているから、花と従来の季節の区分との間に若干の齟齬が見られる。
(写真3 白い花が鮮やかなヤマボウシ)