ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

彼岸花の季節

(写真1 濃い朱の彼岸花)

暑さ寒さも彼岸まで

 暑さ寒さも彼岸までとはよくぞ言ったものだ。この頃はめっきり秋めいて、朝晩は肌寒いほど。上に羽織るものが欲しくなるようだ。
 その名もズバリ彼岸花が咲いている。この花を見かけるとやはり秋だと感じる。群生しているところもあってあちこちで見かける。
 別名に曼珠沙華。別名の多い花で、何でも熊本県の高校生たちが調べたところ、全国で100もの名前があったという。随分前になるが、そういう記事が出ていた。死人花などという名もあって、忌み嫌う向きがあって別名が増えたのであろう。

(写真2 白い花の彼岸花)

 多くは濃い朱だが、稀に白や黄色のものも見かける。こうなると、印象がまるで違って、かえってあやしさがつのる。

(写真3 これは黄色の彼岸花)