ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

初秋の花

(写真1 美しいデュランタの花)

可憐なデュランタ

 この頃は樹に咲く花がめっきり少ない。せいぜい、夏から咲いている花期の長いサルスベリやノーゼンカズラが引き続き咲いているのが目立つくらいだ。サルスベリは百日紅というくらいだから、夏に強く当然花期は長い。
 樹に咲く花ではないから見落としがちだが、珍しい花をいくつか見つけた。
 きれいな紫色がとても美しい。切手くらいの大きさに五弁の花びらがついている。花びらの縁は白く彩られている。その花が房状にいっぱい群がっている。一つひとつの花はとても可憐だ。
 ご近所で咲いており、珍しい花で、ブッドリアかなとも思ったが、奥さんに伺うと調べてくれてデュランタだという。なるほど、色はセージあるいはサルビアにも似ているが、子細に見ると花の形が違った。

(写真2 ミモザの花)

 お隣に咲いている。奥さんに伺ったらミモザだという。ちょっと見には、小さな壺のような花かとも思ったが、詳しく見ると、ごく小さな毛玉が花房になっている。とても可憐で弱い風にも揺れている。

(写真3 百日草の花)

 百日草は、数十種類もあろうかというほどに実にカラフル。ジニアとも呼ばれるが、花期が長いのでこの名がある。理由はわからないが、どうしてこんなにもいろいろな種類の花が同じ場所で咲いているのだろとも思ったが、種を蒔くとすぐに咲くらしいから育てやすいのだろう。