(写真1 近所の公園に咲いていた梅の花)
春への足取り
近所の公園で梅が咲いていた。公園の中にはたくさんの梅の木があるが、日当たりのいいこの場所の梅が最初に咲く。ほぼ例年通りか。
私は梅の花を見ると、いつでも次の句を思い浮かべる。
梅一輪 一輪ほどの暖かさ
芭蕉の高弟服部嵐雪の句で、待ちわびた春の近いことを思わせて味わいがある。
(写真2公園では 春に向けた樹木の剪定作業)
また、公園では大きな樹木の剪定が行われていた。これも春に向けた作業で、作業をしていた人たちによると、これによって葉の色艶が良くなるのだという。また、随分と刈り込んでいたように見えたが、春には間に合うのだとも。
池では、鴨も陽当たりのいいところに集まっていた。
(写真3 池の鴨も陽当たりを探して)
椿が咲くにはまだ早いだろうが、春はそこまでやって来ている。