ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

第18回灯台フォーラム

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(写真1 オンラインで開催されたフォーラムの様子)

今年もオンラインで開催

 灯台フォーラムとは、灯台ファンの集い。灯台を文化的、歴史的、美的観点から見つめ語り合うことを目的とした勉強会。『灯台どうだい?』編集長不動まゆうさんらがボランティアで事務局を引き受けてくださっていて、今年は昨年に続いてオンラインで7月10日開催された。参加者は約100名。
 フォーラムでは、初めに基調講演が行われ、愛媛県伊方町町見郷土館学芸員の高嶋賢二さんが「佐田岬に灯台が建設されるまで」と題し約1時間講演した。
 この中で高嶋さんは、佐田岬灯台は豊予海峡に面し海上安全の必要性から灯台建設が要望されていたとし、1918年(大正7年)初点を迎え、わずか16キロ対岸の関崎灯台と対置して船舶航行の安全確保に邁進していると話していた。
 佐田岬は、日本でもっとも細長い半島である佐田岬半島の突端にあり、小島のような丘の上に佐田岬灯台がある。四国最西端であり、海峡は潮の流れが速く好漁場として知られている。なかなか姿の美しい白色灯形の灯台で、旅情のかき立てられる灯台だ。
 基調講演の後は参加者間でディスカッションや情報交換が行われ、近年、灯台の相次ぐ廃止が懸念される状況について、この10年ほどで10基の沿岸灯台が廃止されたと報告されていた。