ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

台湾の鉄道駅

シリーズ 世界の駅STATION

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(写真1 台北駅。堂々たる駅舎=2011年8月3日)

台湾を一周

 台湾の鉄道は、経営主体によって大きくは3種に分類できるが、大半は国鉄である台鉄(台湾鉄路管理局)の路線。台湾の面積は、日本の東北地方とほぼ同じだが、一周するように台鉄の路線網が敷かれている。一周約870キロ。

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(写真2 台北駅高鉄ホームで発車を待つ高鉄列車700T型車両)
台北-高雄高鉄路線
 台湾はたびたび訪れていて、一度だけだが2日がかりで一周したこともある。
 このうち、台北-高雄間には台湾海峡に沿って在来線の西部幹線とは別に高鉄路線が並行して運行されている。日本の東海道線みたいなものだ。
 高鉄とは、台湾高速鉄道の略で、日本の新幹線車両・技術が投入されたとことから、通称〝台湾新幹線〟と呼ばれることがある。車両は700系の改良型である。なお、台鉄と高鉄は別経営である。
 台北駅。首都の中央駅にふさわしい堂々たる駅舎。台鉄の在来線と高鉄の新幹線が乗り入れている。高鉄は1階でチケットを購入し、列車は地下のホームから発車する。
 高鉄の台北-高雄間。台北側は、台北駅が起点だが、運行上台北から9キロほど延伸された南港駅始発の列車がある。私が乗った2011年には台北駅が起点・始発だった。

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(写真3・4 高鉄左営駅外観<上>と構内<下>)

 高雄側は高雄の手前左営駅が終点。左営-高雄間にはアクセス列車が走っている。いずれ高雄まで延伸されるものと思っていたが、未だ実現していないようだ。全長345キロ、最速列車なら1時間30分のところである。なお、私は在来線でも台北-高雄間に乗ったことがあるが、所要4時間近かったと記憶している。

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(写真5 高雄駅外観)

東部幹線を北上

 高雄で1泊し、翌日、台湾を一周すべく高雄から東部幹線で台北に向かった。ただし、東部幹線経由で高雄から台北に直通する列車はなく、屏東線、南廻線、台東線、北廻線と乗り継いでいかなければならない。高雄に到着したその足で、東部幹線経由の切符を購入しようとしたのだが、各路線間の連絡が悪くて苦労した記憶がある。
 なお、それも台東まで来ればその先は随分と連絡が良くなり、観光地で有名な花蓮からは特急自強号が頻繁に出ている。

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(写真6 東部幹線の中心台東駅)