ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

近鉄 名古屋線系

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(写真1 湯の山線終点湯の山温泉駅)

近畿地方の鉄道路線⑧

 近鉄名古屋線は、近鉄名古屋駅と近鉄大阪線の伊勢中川駅間を結ぶ78.7キロの路線。伊勢中川駅からは大阪線・山田線・鳥羽線・志摩線を通って伊勢志摩へと伸びている。終点は賢島。名古屋線には湯の山線と鈴鹿線という二つの支線が枝分かれしている。かつてはもっとあったが分離してしまった。
 まず湯の山線。近鉄四日市駅と湯の山温泉駅を結ぶ15.4キロの路線。6番線が湯の山線の発着ホーム。
 近鉄四日市を出るといったん名古屋方面に向かいすぐに左にカーブした。沿線は田園地帯で、田植えの終わった水田のほか、一面黄色くなっているのは麦畑か。5月25日18時05分発と夕方の列車だったのだが、帰宅途中の乗客が多かった。
 列車は鈴鹿山脈に向かっていて、御在所山の麓が湯の山温泉である。なお、鈴鹿山脈は三重-滋賀県境である。
 すぐに折り返したが、温泉に来て温泉に入らずに帰るのは温泉好きとしては後ろ髪を引かれる思いだった。
 日が変わって鈴鹿線。名古屋線の伊勢若松駅と平田町駅を結ぶ8.2キロの路線。駅数は5。
 5月26日10時50分伊勢若松発平田町行き。3両編成でワンマン運転。発車して少しして伊勢鉄道の高架をくぐり鈴鹿市。ここでごっそり降りた。窓から見ただけだが、市役所が見えたほか大きな建物は見えなかった。
 そうこうして平田町。11時01分の到着。鈴鹿サーキットには最も近い駅のようだが、サーキット開催時でもなしそれらしき様子は見られなかった。

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(写真2 鈴鹿線終着駅平田町駅)