ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

実が生る

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(写真1 蜜柑の木にも実が生り始めた)
花から実へ
 春にはきれいな花を咲かせていた樹木に実が生り始めた。みがなるに当たるうまい言葉がなくて、実が生ると遣ったが、これからじっくりと成長し秋の収穫となる。
 梅はすでに収穫されて漬け込まれたりしているが、散歩していると、様々な木で樹陰に紛れて小さな実をつけ始めているのを見つけることができる。
 蜜柑は黄色い花がいっぱいに咲いて香りも強かったが、実も表皮にしわしわの特徴があるからわかりやすい。隣のお宅にあるのだが、甘くなる種類ではないようで、熟しても食べ頃にはならないようだ。

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(写真2 樹陰に紛れているがこれは柿だろう)
 柿も実をつけ始めた。ただ、どんな花が咲いていたのか、もうわからなくなっているのだが、実もわかりにくくて、もう少し大きくなって色づき始めないと柿とは確信が持てない。
 珍しいところでは、ハナモモに実が生り始めていた。実に美しい花だから知っているのだが、実だけ見たのではわかりにくいに違いない。ハナモモは実はいつまでたっても大きくはならなくて、果実として収穫されることはないようで、いつの間にか朽ちていってしまう。
 まだ、夏に入ったばかりだが、樹木はもう秋へと向かっている。

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(写真3 ハナモモの実)