ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

東大でジャズ

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(写真1 イベントの模様)
柏キャンパス大気海洋研究所
 ブルース・ナイト・オブ・カシワというジャズの催しが6月2日に行われた。会場は東京大学柏キャンパスの大気海洋研究所に隣接した学内食堂「お魚倶楽部はま」付近。
 今年が3回目で、周辺の市民に広く呼びかけて行われ、夕方5時から三々五々集まってきた観客は、特別に販売されているビールや枝豆などのつまみを片手に日頃聴くことの少ないジャズのライブ演奏を楽しんだ。オープンスペースであり入場無料。

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(写真2 パーバースの演奏の模様)
 5つのグループが出演していて、ジャズのポピュラーな曲を選んで演奏してくれたので気楽に楽しめた様子だった。どうやら、はまの主人がジャズ好きで、その縁で集まったグループのようだった。
 柏キャンパスは、東大で本郷、駒場に次ぐ3番目の主要なキャンパスで、学融合を指向する理系の大学院や研究機関が集まっていて、「知の冒険」がキャッチフレーズだ。
 2010年に開設されていて、現在は、大学院新領域創成科学研究科、ノーベル物理学賞梶田隆章教授が所長を務める宇宙線研究所や物性研究所、大気海洋研究所のほか4つの研究センターに加え、国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構などとあって、先端的な研究機関が名を連ねている。現在の教職員数は大学院生も含めると約3,100人。理系だけあって大学院生が修士約1,100人、博士約580人と多いのが特徴だ。
 このうち、大気海洋研究所は、地球環境や気候変動、生命の進化に関する基礎的研究を推進していて、柏キャンパスでは物性研と双璧をなす大規模な研究機関だ。毎年秋に行われるキャンパス一般公開では子どもたちに最も人気の高い研究機関でもある。

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(写真3 大気海洋研究所外観)