(写真1 私宛に届いたバレンタインデーの贈り物。すべてが義理チョコである)
義理チョコ
昨日14日はバレンタインデーだった。私のところにも今年もチョコレート菓子がいくつか届いた。
女の子の孫が贈ってくれたものもあるし、私がお世話をしたことである縁が続いている女性もいる。この方とはもう30年を超すお付き合いで、お中元とお歳暮も贈って下さっているのだが、いただく側としてはこのバレンタインデーのチョコレートが最もうれしいようにも感じる。同じように義理のものではあっても、バレンタインデーのチョコレートの方が心遣いが深いように思うのかも知れない。
しかし、ここからが極めて日本的なのだが、一ヶ月後にはホワイトデーがやってくる。バレンタインデーへのお返しなわけだが、孫などはこれを期待しているわけだから、うっかり忘れるわけにも行かない。
それにしても、そもそもバレンタインデーはどういう意味なのかと調べてみたが、バレンタインという聖人にちなんだお祝い事らしいが、諸説あって、しかも異論異説が少なくなく、きちんとは説明しにくいようだ。
ただ、日本では異常に発展して今や国民的行事にすらなっているが、決まってチョコレートが贈られることが日本的で(この頃では変化球もあるらしいが)、義理チョコなども日本独特のものということである。
神戸のモロゾフという菓子店が初めたとする説が有力らしいが、いずれにしても菓子業界はうまいことを思いついたものだ。何でも、チョコレートの売り上げの2割はこの時期に達成されているというからすごい。
さらに、ホワイトデーというのもいかにも日本的なもので、これも菓子業界が仕掛けたものらしい。
近年では、ハロウィンなどというものも流行ってきているし、どうも日本人というのは踊らせやすいようだ。