ABABA’s ノート

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2018年溶接界新春賀詞交歓会盛大に

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(写真1 満員の参列者で盛況の会場風景)
人材確保が喫緊の課題
 2018溶接界新春賀詞交歓会(日本溶接協会・産報出版主催)が9日、東京プリンスホテルで盛大に開催された。
 賀詞交換会とは、おそらく日本独特の正月風景で、業界団体主催で行われる場合が多く、日頃疎遠になっている人も含め大勢の人たちとまとめて挨拶ができるし、業界トップの年頭の抱負なども聞けて参考になる。
 この溶接界新春賀詞交歓会は、官・学・産各界から幅広く溶接界横断的に参集するのが特徴で、今年は約800人が出席した。
 冒頭挨拶に立った日本溶接協会の粟飯原周二会長(東京大学教授)が、「人材の確保が喫緊の課題で、外国人や女性の活用に加え、高校生の参入も促していきたい。また、技能者訓練を促進するためにも指導者層の拡充も重要で、溶接マイスター制度を創設するなどして対応していきたい」と述べた。
 会場では、業種間、企業間でまだら模様が残り、米・トランプ大統領の政策や北朝鮮の行方などと懸念が増すものの、おおむね景気は底堅く進むだろうとの見方があって、穏やかで明るい表情が多かった。