ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

北九州モノレール

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(写真1 小倉の市街を走る北九州モノレール)
小倉を南北に貫く路線
 先週末は北九州に出張だった。折角の機会、九州北東部の鉄道をいくつか乗ってみた。
 まずは、北九州モノレール。九州地方唯一のモノレールで、北九州高速鉄道の経営。1985年の開業というから32年になる。路線は一つだけで、小倉駅と企救丘駅間8.8キロを結ぶ。
  起点は小倉駅。JR駅に接続しており、駅前から眺めていると、モノレールがまるで駅ビルに突入していくようにな構造になっている。つまり、駅ビルの中にモノレール駅が抱かれるようにあるわけで、駅ビル3階のコンコースで、JRとモノレールの二つの改札口が向かい合っていて、乗り換えはとてもスムーズ。

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(写真2 小倉駅を出発した列車)
 4月13日。小倉駅13時40分の発車。島式1面2線のホーム。モノレールは跨座式で、列車は2ドア4両編成。モノレールにしては他都市のものと比べて車両が大きい。平日の日中は毎時10分間隔の運転。わかりやすいダイヤ。
 ワンマン運転で、発車してすぐに平和通駅。小倉繁華街の中心である。この先、小倉の町を南北に貫くような路線で、沿線はどこまでも住宅地である。途中に競馬場前という駅があった。この日は開催日ではなかったが、競馬場へは駅から直結しているようだった。
 わずか19分で終点企救丘駅到着。駅数は13(起終点含む)。ここも郊外の住宅地という様子で、モノレールはそのまま延びて大きく左にカーブしている。北九州モノレールの企救丘車両基地への引き込み線である。
 なお、この駅から徒歩数分のところにJR日田彦山線の志井公園駅がある。

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(写真3 北九州モノレール企救丘車両基地=金網越しに撮影した)