ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

旅情誘う足摺岬

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(写真1 台風に直撃され激浪に洗われる足摺岬)
岬と灯台のある風景 選
 数多い日本の岬の中でも旅情の強い足摺岬。言葉の響きからしてロマンティックだ。
 高知県南西部土佐清水市にあり、四国最南端に位置する。土佐くろしお鉄道中村駅からバスで約1時間40分。
 駐車場にもなっているバス停から岬の先端へ向かうと、南国らしい椿の林を抜けると白亜の灯台が迎えてくれる。座標は北緯32度43分24秒、東経133度1分12秒、足摺岬灯台である。
 断崖絶壁になっており、灯火標高が60.6メートルである。灯塔は円柱ではなくロケット形である。太平洋に面し、足下を黒潮が洗う。はなはだ風光明媚で、日本の灯台50選にも選ばれている。
 また、ここは台風銀座でもあり、私はここを2度訪れたことがあり、初めて訪れた時にはちょうど台風17号が岬を直撃していて、猛烈な暴風雨だった。あまりの風の強さに大人が飛ばされて転げているのを目撃できるほどだった。
(1989年8月27日撮影)