ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

折尾駅の駅弁立ち売り

f:id:shashosha70:20170114223629j:plain

(写真1 折尾駅で見られる駅弁の立ち売り)
鉄道のある風景 選
  最近めっきり少なくなった駅弁の立ち売り。駅弁そのものは種類も増えているくらいなのだが、ホームでの立ち売りは珍しくなった。列車の停車時間が短くなったし、車両の窓も開かないから買うチャンスが減っていることは確かだ。
 ここは折尾駅。鹿児島本線と筑豊本線が直角にクロスしている駅で、駅構造は秋葉原駅に似ている。駅弁の立ち売りは筑豊本線ホームで行われていて、かしわめしが人気。全国にかしわ弁当のおいしいところは少なくないが、ここもうまいし廉い。
 ところで、鉄道乗りつぶしを目指すならここ折尾駅は要注意の駅。なぜなら、鹿児島本線と筑豊本線は上下構造で直角にクロスしているからまだわかりやすいのだが、ほかにこの駅には筑豊本線と鹿児島本線の黒崎方に斜めに短絡する線があって、ホーム自体がいったん改札口を出た離れたところにあるのである。改札も別にあるがもとより同じ駅。これを見逃すと、全線完乗とはならないわけで念のため。(2013年3月16日撮影)