ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

川は友だち:宗谷本線と天塩川

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(写真1 宗谷本線車窓から見た天塩川)
鉄道車窓風景 選
 川は鉄道の友だちである。川と鉄道はとても相性がよくて、全国の鉄道は川と寄り添って走っている。それは川が谷を拓き、町を開いているからで、鉄道に乗っていて川の流れを見ることは鉄道車窓の楽しみの一つで、しばしば絶景車窓となる。
  これは稚内行き特急サロベツから見た天塩川。雄信内(おのっぷない)付近。名寄を過ぎて名寄川と合流した天塩川は、音威子府、天塩中川などと宗谷本線とともに北上を続ける。
 天塩川は、全長256キロ、北海道内で石狩川に続き2番目の長さだが、日本国内でも4番目の長さとなる大河。
 暮れなずむ夕暮れに悠然と流れる天塩川は、北の大地を走る旅情をいや増してくれる。(2009年10月12日撮影)