ABABA’s ノート

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2017溶接界新春賀詞交歓会

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(写真1 満員の参列者で盛況の会場風景)
溶接ファミリーの拡大
 2017溶接界新春賀詞交歓会(日本溶接協会・産報出版主催)が昨日12日、芝公園のザ・プリンス パークタワー東京で盛大に開催された。
 従来の会場である東京プリンスホテルが改修に入っているところから、今年が初めての会場となったが、会場には、官、学、産各界から幅広く溶接界横断的に700人を超す参列者が詰めかけ、例年にも増して大変な盛況ぶりだった。
 冒頭挨拶に立った日本溶接協会の粟飯原周二会長(東京大学教授)が、「溶接協会の中心的事業である溶接技能者認証にいて年間の受験者数が11万人に迫る勢いで、大変好調に推移している。
 しかし、長期的には、少子高齢化等から技能者の確保が厳しい状況が予想され、このためにも「溶接ファミリー」の拡大が喫緊の課題となっており、溶接女子や高校生などが溶接に目を向けるような取り組みを積極的に展開していきたい」と述べた。
 会場では、業種間、企業間でまだら模様ではあるものの、おおむね景気は底堅く、不透明感のあるトランプ新大統領の登場で政策がどのように打ち出されるのか注視する方向が支配的だった。