ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

04 身辺雑記

秋葉原に〝駅ピアノ〟

(写真1 秋葉原駅の駅ピアノの様子) 構内で自由にピアノ JR秋葉原駅中央口改札内コンコースに〝駅ピアノ〟が置かれていた。 駅ピアノとは、駅構内に設置されているピアノのこと。通行者はだれでも自由に弾くことができるのが特徴で、パブリックな空間に…

ハヤトウリ

(写真1 ハヤトウリの果実) シャキシャキした食感 ご近所からハヤトウリ(隼人瓜)をいただいた。洋梨のような形をしている。 南米原産なそうで、初め、大正時代に鹿児島に入ってきたためにこの名があるようだ。つる性の植物で、多数の果実をつけるという…

岩瀬浜逍遙

(写真1 古い家並みが続く岩瀬浜の通り) 北前船の港町 岩瀬浜は、富山市の北部、富山湾に面した港町。江戸時代、北前船の寄港地として栄え、当時の回船問屋が軒を並べ、往時の殷賑を今に伝えている。 岩瀬浜への最寄り駅は、富山地方鉄道富山港線の終着駅…

季節は晩秋へ

(写真1 見事なニシキギの紅葉) うれしい小春日和 晩秋といえばどこかしらもの悲しさにもつきまとわれるが、うれしいのは小春日和。体を伸ばして大きく深呼吸をしたくなる。 小春日和なら散歩の足も伸びるが、紅葉がどんどん進んでいて美しい色彩を見せて…

街路の彫刻

(写真1 美しい紅葉と彫刻。作品は岩田健「二人と猫」) 芸術の秋演出 紅葉が美しい季節になってきた。落ち葉を踏みしめながら歩くのも気持ちがいい。とてものんびりした気持ちになれる。 いつも散策で訪れる近所の公園の外周道路には、数百メートルにわた…

井川というところ

(写真1 井川ダム。展示館から見下ろしたところ) ああ!大井川鐵道の旅③ 大井川鐵道を起点の金谷から乗り込み、千頭で乗り継いで終点の井川に降り立った。金谷-千頭間が大井川本線、千頭-井川間が井川線である。千頭で運転系統が大きく変わるため直通でき…

秋を拾う

(写真1 キンモクセイの花) めっきり寒く めっきり寒くなってきた。ついこの間まで暑いといって汗を流していたのに、彼岸が過ぎたら急に涼しくなり、このごろでは朝晩は寒いくらいだ。日が短くなっていて、いつものウォーキングに出る朝の5時ではまだ薄暗…

『論語義疏』最古の写本公開

(写真1 会場に展示されていた『論語義疏』の写本) 慶應義塾図書館貴重書展示会 「古代中世日本人の読書」をテーマに丸善丸の内本店ギャラリーで開催されていて、慶應義塾図書館が所蔵する漢籍100点が出品されている。 注目されたのは初公開となった『…

第38回メトロ児童絵画展にぎやかに

(写真1 作品展示の様子) 独創的視点と自由な発想 第38回メトロ児童絵画展(主催メトロ文化財団、協力東京メトロ)の入賞作品が地下鉄銀座線三越前駅のコンコースに展示されている。 8,063点もの応募があったそうで、このうち特選30点、入選70…

曼珠沙華咲く

(写真1 近所の公園で咲いていた曼珠沙華) 彼岸花の別名 曼珠沙華は、彼岸花の別名。 彼岸花には、全国で100ほどもの別名があるそうだ。死人花、幽霊花、捨子花などというものまであってちょっと薄気味悪い。忌み嫌う風潮があって別名をつけたものであ…

秋の果実

(写真1 たわわに実をつけた柿) 実がなって初めてわかる 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ。朝晩が涼しくなったし、日中の暑さも峠は越したようだ。 朝のウォーキングでは、半袖のTシャツ1枚ではちょっと肌寒いくらいだ。もちろん、歩いているう…

優雅にコウノトリ

(写真1 飼育中のコウノトリ) 千葉県野田市こうのとりの里 小学生の孫に無類の鳥好きがいて、コウノトリが見たいというので一緒に出かけた。 千葉県野田市にあるこうのとりの里。利根川の流域にあり、江戸川と結ぶ運河にも近いところだった。広大な畑地や…

四万十川と予土線

シリーズ 川は鉄路の友だち (写真1 予土線車窓の名物は四万十川にかかる沈下橋) トンネルと鉄橋の連続 川は鉄路の友だちである。 鉄道は川に沿って敷かれている。川は自然の地形に沿って流れているから、川に沿えなくなると、線路はトンネルで抜け、橋で…

夏のユリ

(写真1 タカサゴユリ) 凜として美しく コロナが流行しだしたころは、専門家の解説では、コロナは暑さに弱いといっていなかったか。だから、夏になれば下火になるといい、第二波は晩秋に来るとも。しかし、感染者数だけからすればすでに第二波が訪れている…

『シンコーメタリコン創業80年史』

我が国溶射工業のパイオニア メタリコンとは、溶射技術のこと。表面改質技術の一環として、化学機械や製鉄機械、航空機などに適用され、近代工業にとって必須の技術となっている。 シンコーメタリコンは、この溶射工業の我が国のパイオニアで、1933年の…

ウェーブフィルター

(写真1 特徴のあるウェーブフィルター。ドリッパーにフィルターをセットした状態) 味がストレートに出る コーヒーは好きで、毎日、朝食後と夕方に飲んでいる。コーヒーを淹れるのは私の役目。テレビでコーヒーの出てくる場面などを録画し繰り返し見て探求…

それでも夏に

(写真1 ノウゼンカズラの花) 季節を知る花 一向に収まらないコロナ騒ぎ。それでも季節は巡っていて、咲く花が夏を知らせてくれている。 夏を意識する花は人それぞれだろうが、私の場合、ノウゼンカズラの花 が咲くと夏だと知る。実家の庭に咲いていたので…

流山線 つたい歩き

(写真1 色とりどりの花々が咲き乱れる流山線沿線) 馬橋駅から流山駅へ このところまた感染者が増加していて、すっきりした気持ちで旅行にも行かれない。乗り物ほどリスクが高いようだし、近隣ほどひどいからどうしようもない。 それで考えたのがつたい歩…

オンラインで同期会

いた (写真1 オンライン同期会の様子) Zoomで顔合わせ 毎年七夕の季節に行われている高校時代の同期会。今年は時節柄一堂に会することはやめてオンラインで行われた。 PC環境のせいでもあったのか今年は例年より参加者は少なくて26人。ただ、オン…

ビワの実

(写真1 黄色に熟したビワの実) 隣家からお裾分け お隣からビワの実をいただいた。これも季節の果物。 実は、このビワの木は我が家との垣根越しにあって、庭に面した私の部屋から毎日眺めていた。 一月ほども前になろうか、青い実が成ってきて、隣家のこと…

遅い梅雨入り

(写真1 我が家の庭に咲いているアジサイの花) 季節の花そのままに 梅雨入りした。例年より3、4日遅いそうである。 少しずつ生活が平常に戻りつつある。とはいっても、まだ旅行はしていないし、電車に乗ること自体も、4月以降では先日が初めてだったし、…

第17回灯台フォーラム

(写真1 ウエブ会議システムで行われた灯台フォーラムの模様) 今年はウエブ会議システムで開催 例年、横浜で開催されてきた灯台フォーラムが、今年は昨日5月30日インターネットで参加者間を結びオンラインで開催された。 灯台フォーラムとは、灯台ファ…

バラ真っ盛り

(写真1 まるでバラ園のよう。数えてみるとざっと色とりどりに20数種類ものバラがあるようだ) まるでバラ園のような庭も 近所の公園にあるにバラ園は閉ざされたまま。垣根越しに眺めている。 しかし、近所を2時間も散策すると、数多くのバラを見つける…

テレビ電話とネット書店

(写真1 我が家のテレビ電話の様子=相手がスマートフォンだから画面がやや小さい) LINEとAmazon 折から続く外出自粛。車でわずか30分ほどの距離に住んでいるのだが、孫の顔も見られないとぼやくのはおばあちゃん。そこで活躍しているのは我が家ではテレ…

一輪挿し

(写真1 このバラはとても香りがいい。摘んだときにはまだつぼみ程度だったのに挿していたら1日で大きく花が開いた) 手軽な彩りに楽しさ せっかく満開になるまで育てたチューリップの花を全部摘み取ってしまったという悲しいニュースが報じられていたが、…

コロナ籠城陣中見舞い

(写真1 送られてきた本) 外出自粛貫徹 緊急事態宣言が発出され外出自粛で、〝コロナ籠城中の陣中見舞い〟にと友人から本がどっさりと送られてきた。 私の読書傾向を知っているから、すぐにでも手に取りたい本ばかりでこれはありがたい。 文庫本が23冊。…

ハナミズキが咲く

(写真1 咲き始めたハナミズキ) 季節がわかりにくい タケノコ(筍)が出てきた。大好物である。煮物にしていいし、タケノコご飯もいい。味噌汁の具にもいいし、焼いてもうまいらしい。 それにしても、筍は夏の季語。ちょっと早くはないか。もっとも、季語…

緊急事態宣言下の旅

(写真1 必須アイテム3冊=左から理科年表、時刻表、地図帳) カントの趣 緊急事態宣言が出され、外出にも強い自粛要請。旅行はおろか、映画館も、図書館も、本屋までもが休みとあって実際出かける先もないから家でゴロゴロしているが、これではいかにもつ…

春なのに

(写真1 見事に花のトンネルを作っているのに人影は少ない) 人影もまばら 不要不急の外出はするなとのお達し。もとより年寄りに要も急もないわけで、家の中でゴロゴロしている。旅に出たいと思いつつ家族から強い禁足令が出ていてままならない。今のところ…

及川昭伍さんを偲ぶ

(写真1 ありし日の及川昭伍さん=山田武秋氏提供) 偉大な白堊人 及川昭伍さんが2月14日亡くなられた。89歳だった。 年末にお葉書を頂戴し盛岡に住居を移し療養生活を送ることとしましたとあって、新年になってからは寒中見舞いをいただいていて、治療…