ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

02-03 灯台のある風景

断崖に建ち太平洋を照らす御前埼灯台

(写真1 朝日が昇り始めた御前埼灯台)岬と灯台のある風景 選 地図を眺めていてここには灯台が必要だろうなと誰しもが思うのが御前埼灯台だろう。駿河湾と遠州灘を分かつように太平洋に鋭く突き出ている御前崎の突端に建っている。 急峻な断崖の上にあり、…

四角形が珍しくも美しい安乗埼灯台

(写真1 安乗崎の突端に建つ方形の真っ白な安乗埼灯台)岬と灯台のある風景 選 志摩半島的矢湾入口を遮るように伸びている安乗崎(あのりざき)の突端に建つ白堊の安乗埼灯台。灯塔は四角形をしており美しくも非常に珍しい。 周囲は伊勢志摩国立公園となっ…

残波岬(中頭郡読谷村)

(写真1=東シナ海に面し岬の突端に建つ残波岬灯台)延々と続く雄大な景観 沖縄本島ぐるり岬めぐり。 南端の喜屋武岬からは次に最西端にある残波岬へ向かった。 途中、摩文仁の丘にある平和祈念公園に寄った。ここで、おびただしいほどの戦没者名が刻まれた…

喜屋武岬(糸満市)

(写真1=喜屋武岬に建つ喜屋武埼灯台)沖縄本島南端 沖縄本島ぐるり岬めぐり。 初めに訪れたのが喜屋武岬。那覇空港に着いたその足でレンタカーで向かった。 北東から南西へと細長く横たわるようにある沖縄本島にあって空港は西端に近く、南端に位置する岬…

さらば増毛駅

(写真1 2003年7月17日旧国鉄全線完乗達成の日増毛駅で妻と)やみがたい愛惜の念 留萌本線の留萌駅-増毛駅間が昨日12月4日をもって廃止となった。もはや増毛駅に列車が到着することはなくなった。近年鉄道の休止、廃線は相次いでいるが、このた…

利尻島ペシ岬と鴛泊灯台

(写真1 利尻島のペシ岬と鴛泊灯台。奥に見える島影は礼文島)日本の岬と灯台 選 礼文島から船で向かうと鴛泊(おしどまり)港の入口に突き出てある。利尻富士町所在。独特の形状をした魅力ある風景となっている。利尻山を中心に円錐形のような形をした島の…

ノシャップ岬と稚内灯台

(写真1 海上から望見したノシャップ岬と稚内灯台)日本の岬と灯台 選 ノシャップ岬と稚内灯台である。北海道稚内市。2009年10月13日、礼文島に向かう船上から見た。 灯台の高さは地上から灯台頂部までが約43メートル、水面から灯火までが約42…

伊王島灯台(長崎市)

(写真1=長崎港入港を照らす伊王島灯台) 西洋の佇まいを見せる長崎港への玄関灯 野母崎からの帰途、伊王島に寄った。 伊王島は、長崎から南西に鋭く突き出た長崎半島の中程あたり、長崎港への入港を塞ぐように細く鋭く突き出た先端にあたる。このあたり、…

樺島灯台と野母崎(長崎市)

(写真1=樺島灯台から見た野母埼。本土最西端である) 本土最西端は長崎港への玄関口 九州を鉄道で巡る岬への旅。3日目に宮崎から吉都線、肥薩線、鹿児島本線、長崎本線と乗り継いで長崎に到着した。途中、寄り道をしたからでもあるが、大半が鈍行ばかり…

九州最東端鶴御崎(大分県佐伯市)

(写真1=200メートルもの断崖絶壁の上に建つ鶴御埼灯台) 豊後水道を望む要衝の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目の続き。初めの佐賀関半島関埼灯台からはそのまま続けて鶴御崎を訪れた。 7月23日。関崎から向かうと、臼杵湾、津久見湾、佐伯湾と跨…

関崎と関埼灯台(大分市佐賀関半島突端)

(写真1=岬の中腹にある展望台から見た関埼灯台と豊予海峡) 豊予海峡を望む絶景の岬 九州を鉄道で巡る岬への旅2日目は、大分県にある二つの岬を巡った。 7月23日、まずは関崎へ。佐賀関半島の突端に位置し、所在は大分市にあたる。由来はわからないが…

部埼灯台(北九州市企救半島突端)

(写真1=周防灘に面し多数の船舶が往来する関門海峡に臨む部崎灯台) 関門海峡の東側入口を照らす 昨日まで4日間にわたって九州を旅行した。期間中、博多、小倉、大分、宮崎、都城、人吉、八代、鳥栖、長崎とほぼ九州を一周し、鉄道による岬への旅を楽し…

牡鹿半島の突端黒崎と陸前黒埼灯台

(写真1=牡鹿半島の突端に建つ陸前黒埼灯台) 半島が一望にできる御番所展望棟 牡鹿半島は、宮城県の石巻の東、女川からは南に伸びる半島で、太平洋に鋭く突き出ている。三陸リアス式海岸の南端に当たり、周辺には島嶼が多く、牡鹿諸島とも呼ばれる。その…

本州最東端魹ヶ崎

(写真1=本州最東端に立つ魹ヶ埼灯台) 日本で最も美しい灯台 釜石線を終着駅釜石で下車。乗り継ぐべき山田線が不通のままのためレンタカーで魹ヶ崎を目指した。釜石側からはバス便もないのである。 魹ヶ崎は、岩手県宮古市にある本州最東端の岬。重茂半島…

ブログ開設の挨拶

(写真は北海道恵山岬。大海原を前に両手を広げて余る240度もの眺望だ) 旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。 出版社勤務をリタイアし今日も旅枕に夢を見る古希男が勤務時代のブログ「秋葉原日記」、「AKIBAノー…