ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

展覧会「SCREENを飾ったハリウッド・スターたち」

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(写真1 映画スターの顔が並んだ会場の様子)

懐かしい顔でいっぱい

 京橋の国立映画アーカイブで開かれている。創刊75周年記念とある。
 いやはや懐かし顔でいっぱいだ。SCREENは洋画専門の映画雑誌。1990年代までを対象に取材時の写真や表紙の写真が展示されている。
 ジョン・ウェイン、オードリー・ヘプバーン、ポール・ニューマン、スティーヴ・マックイーン、ロバート・レッドフォード、マーロン・ブランドーなどとあって、メグ・ライアンが入っていたのはうれしかった。SLEEPLESS in SEATTLEがヒットしてインタビューしたものかもしれない。

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(写真2 SCREENの表紙の展示)

 SCREENの表紙では、エリザベス・テーラー、キム・ノヴァク、ソフィア・ローレン、ブリジッド・バルドーらが表紙を飾っていた。
 これらは、アメリカから送られてくるニュース・リリースとポートレイトではなく、発行元の近代映画社が現地に駐在させている通信員の生きた写真なそうで、いっそう価値の高いように思われた。
 映画ファンとしての自分を振り返れば、SCREENは、映画ファンに誘ってくれたし、美しいカラー写真は映画に夢を持たせてくれたものだった。
 それが、高校大学と進むにつれて、愛読する映画雑誌も『映画芸術』『映画評論』へとうつっていった。『キネマ旬報』は年間ベストテン発表の号だけは欠かさず読んでいた。
 何しろ年間250本も観ている時代があって、そのころは3本立ての名画座を都内中走り回っていたのだが、今にして思えば、映画は自分の血肉となったのだった。
 この展覧会が開かれているここも、近美のフィルムセンターといっていた時代から何度も通ったところで、名画座でも上映することの少なかった、映画史に残るような重要な映画を観に来ていたものだった。
 それがこのたび訪れてみたところ、すっかり7階建てもある近代的な建物に生まれ変わっていて隔世の感があるのだった。

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(写真3 京橋の国立映画アーカイブ外観)