ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

雑司が谷街歩き

f:id:shashosha70:20210308150521j:plain

(写真1 雑司が谷の大門ケヤキ並木)

笠間稲荷の門前町

 雑司が谷とは、東京・豊島区の地域。町名では南池袋から雑司が谷にまたがる。大きくは山手線の池袋から目白に至る内側(東側)にあたり、西を明治通りが南北に走り、南にを不忍通り・目白通りがあり、北側は池袋駅から直角に護国寺に向かうグリーン大通りが走っている。

f:id:shashosha70:20210308150624j:plain

(写真2 日差しが暖かくモクレンの花)

 春を感じさせるうららかな一日、ぶらぶらと街歩きを楽しんだ。日中の最高気温は20度まで上がり少し汗ばむほど。街路では春の花モクレンが真っ白に咲いていた。

f:id:shashosha70:20210308150714j:plain

(写真3 都電荒川線の鬼子母神前停留所)

 起点は都電荒川線の鬼子母神前停留所。このあたりは地下は東京メトロ副都心線の雑司が谷駅。

f:id:shashosha70:20210308150755j:plain

(写真4 ケヤキ並木の通りには案内処も)

 歩き出すと停留所からほど近いところに大門ケヤキ並木。ケヤキの大木が約100メートルほども連なっている。樹齢数百年という古木なそうである。途中に案内処。ここで散策マップなどをもらった。

f:id:shashosha70:20210308150902j:plain

(写真5 安産や子育ての神神鬼子母神堂)

 通りにはカフェなどもあり、突き当たりを左に曲がると鬼子母神堂。安産や子育ての神として江戸時代以来にぎわったといい、国の重要文化財に指定されている。面白いのは、ここの鬼子母神の鬼の字には角がないこと。独特の来歴があるようだ。
 ここの裏手においしいそば屋があるというのでのぞいてみたらあいにくと満席。1時間ほども待つというので急ぐことではないが諦めた。

f:id:shashosha70:20210308151029j:plain

(写真6 東京音楽大学。私立でもっとも古い音大)

 さらに歩いて行くと東京音楽大学。1907年設立と私学ではもっとも古い音大だということで、立派な100周年記念ホールがあった。著名なアーティストを輩出しており人気が高い。
 ふらふらと歩いているうちに道に迷ったので、通りすがりの女子高校生たちに尋ねたら、とても親切に教えてくれた。東京音大高等部の生徒たちなそうで、紺のセーラー服が似合った明るく気立ての良い子どもたちだった。
 高校生が教えてくれた通りに坂道を登って雑司が谷霊園に行った。明治初期の開園なそうで、広大なもの。夏目漱石の墓もあるということだったが探しきれなかった。

f:id:shashosha70:20210308151237j:plain

(写真7 鬱蒼とした雑司が谷霊園)

 近所には旧宣教師館というものもあったが、改築中とかで閉鎖されていた。
 再び坂道を下って、遅いがそろそろ昼食にしようと思い、街角で一人のおばさんに訪ねたら三人も四人も集まってきて侃々諤々。このあたりはまるで下町の風情である。
 ただ、道は細くくねくねと折れ曲がっていて通り抜けられるような太い道は少なく、火事にでもなったら大変なようだった。戦災を免れたせいかもしれない。
 おばさん方に教えてもらった和食屋で生ビールを飲んだら足が重くなってしまい、3時間ほども歩いたせいか喉も渇いてしまってここら辺で街歩きも切り上げた。