ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

高知から春届く

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今年も四万十文旦

 今年も高知から文旦が届いた。清流四万十川流域の生産農家から直接送ってもらっているもので、生産農家では1月には収穫しているのだそうで、その後50日ほど追熟してから出荷しているとのこと。
 段ボールの箱を開けると、かぐわしい香りがいっぱいに広がる。香りの強さでは柑橘類の中でもトップクラスかもしれない。
 夏みかんやグレープフルーツと同じくらいの大きさで、皮も厚い。皮を剥いたら焦ってそのまま食べてはいけない。内皮が大変苦いのである。内皮から実を剥きだしてむしゃむしゃと食べる。いろいろな食べ方があるのだろうが、私にはこの食べ方が一番うまい。文旦の醍醐味が直接味わえる。夏みかんほどの酸っぱさもないし、手の止まらないくせになるうまさである。
 なお、私はやったことはないが、皮はマーマレードにするのもいいらしいし、高知では文旦酒なるものもあって、その柑橘類独特のさっぱりした風味があっておいしいものだった。
 爽やかな香りとともに春が届く。これほど季節感を感じさせてくれることもうれしいこと。