ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

コウノトリを目撃

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(写真1 飛び立ったコウノトリ。木とかぶってちょっと見にくいが。大きさは実感できる)

千葉県野田市のゴルフ場で

 千葉県野田市のゴルフ場でプレー中、コウノトリを目撃した。
 9番ホールの池で餌をついばんでいたもので、ドジョウでもいたものか一生懸命捕食していた。同伴者がスマートフォンを携行していたので撮影してもらったのだが、近づくと飛び去ってしまった。ただし、自然の中で飛翔する優雅な姿だけははっきりと目撃できた。コウノトリは羽尾を広げると2メートルにもなるからとても見栄えがする。
 このゴルフ場の近所には野田市こうのとりの里があって、コウノトリの飼育などを行っているのだが、見かけたコウノトリは、ここで3年前に誕生して放鳥されているヤマトらしい。帰巣本能があるのか、ヤマトは今年になって帰ってきていた。
 コウノトリは、自然環境の頂点に位置する鳥で、豊かな自然がなければコウノトリは生育できないとされており、コウノトリが自由に飛んでいる姿を目撃できたということは、この付近の自然の豊かさが実証されたようなものだ。
 孫に無類の鳥好きの小学生の男の子がいて、それで今年は二度もこうのとりの里を見学していたのだが、自然の中で飛翔するコウノトリを目撃できたことは望外の喜びだった。もっとも、鳥を見てすぐにコウノトリと気がついたのはこうのとりの里をたびたび見学していたからで、東京に住む孫にも見せたいが、これからも機会があるものかどうか。
 なお、ゴルフ場の池には、コウノトリのほか、もう1羽小ぶりな鳥がいて、同じように餌をついばんでいた。初め、ヤマトの子どもなのかとも思ったが、羽の色がグレー一色だし、姿は似ているが、どうもおかしい。つまり、コウノトリは生まれたばかりの幼鳥のころからすでに白い羽に黒い尾をしているはず。それで、調べてみたら、どうやらサギの一種らしい。(2020年12月7日取材)

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(写真2 コウノトリと同じ池で餌をついばんでいたサギ?)