(写真1 帰ってきて羽を休めるヤマト)
千葉県野田市こうのとりの里で
千葉県野田市こうのとりの里から放鳥されたヤマトが帰ってきていることが確認された。
ヤマトは、野田市こうのとりの里で飼育中のつがいから3年前に誕生したもので、その後放鳥されていた。初め、施設の周辺で遊んでいたが、その後飛び立っていた。それがこのところ帰ってきていて、しばらく滞在している。
この日は、施設の柵の上にとまっていたが、しばらくして大空高く飛び立つ姿が目撃できた。とても優雅なものだが、高いところを飛んでいるからそのうち目で追いかけるのが難しくなった。飛んでいる様子は写真にもできなかった。
野田市こうのとりの里は、親鳥になるつがいが飼育されていて、コウノトリの飼育や放鳥を行っている施設。観察棟では、飼育されている親鳥2羽が見られるほか、幼鳥は別の場所で飼育されていた。
(写真2 飼育中のコウノトリのつがい)
コウノトリはとても大きくて、全長が100~115センチ、翼を広げた長さが160~200センチにもなる。体重は5キロほどというからなるほど鳥にしては大きい。全体が白く、尾の部分が黒い。くちばしが黒く大きくて、目の周りだけが赤い。とても美しく、羽を広げると優雅である。(2020年11月29日取材)