ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

小さな音楽会「はく・あ・ぽこ」

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(写真1 音楽会

の様子)

ソプラノ大津佐知子&ピアノ森知英

 大津佐知子さんのソプラノと森知英さんのピアノによるコンサート。昨年に続いての開催で今年はこのたび恵比寿のサウンドゾーン・イーフラットで開催された。
 お二人は高校時代の同期で、しかも1年の時には同じ組だったとのこと。声楽、ピアノそれぞれの分野で活躍する傑出する音楽家が同じクラスだったというのも素晴らしい。ちなみに、白堊とは母校の愛称で、ぽことは音楽用語で少しずつを意味するポコ ア ポコから引用されたものだとのこと。
 この日はバレンタインデーということで、演目には愛や恋にちなんだものが多くて、聴衆にはおよそバレンタインデーに縁のなさそうな人々が多かったようだが、とても楽しめた。
 プッチーニの「パパ、お願い」(歌劇ジャンニ・スキッキより)やショパンの「僕の可愛い甘えんぼさん」(ミツキェーヴィチ詩)など大津さんのソプラノによる歌曲が披露され、森さんはショパンの「ノクターン」やリストの「愛の夢」など得意のピアノ曲を演奏した。それにしても、ショパンに歌曲があるとは知らなかった。
 大津さんのソプラノは、声楽家としての歌唱力はもちろん、加えて表情なども豊かで楽しいものだった。また、森さんのピアノは一流のピアニストらしい円熟した演奏だった。
 会場もポコらしいものだったが、それだけに親しみやすく素晴らしい音楽を堪能することができたコンサートだった。

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(写真2 蘭の花を手に森知恵さんと大津佐知子さん=右)