ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

東京大学柏キャンパス一般公開2019

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(写真1 子供たちに人気は体験・参加型のプログラム)

柏で感じる令和の科学

 今年も東京大学柏キャンパスの一般公開が10月25日、26日行われた。
 柏キャンパスは、学融合を指向する理系の大学院や研究機関が集まっているのが特徴で、大学院新領域創成科学研究科、物性研究所、宇宙線研究所、大気海洋研究所、国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構などがある。
 25日は生憎と大雨だったからどうなっているものかわからないが、26日は晴れて暖かい気候だったから大勢の来場者でにぎわっていた。
 理系の大学院や研究機関が集まったキャンパスだから体験・参加型の企画が多かったが、子供たちに人気は今年も大気海洋研究所。日頃見ることのない魚類が展示されていて、子供たちは歓声を上げていた。鮫も数種類展示されていて、私も触ってみたが、なるほど、ざらっとして気持ちの悪いものだった。なお、この研究所には寿司屋も開店していて、長蛇の列ができていた。

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(写真2 数物連携宇宙研究機構の廊下に設置されている黒板には数式がびっしり)

 私が注目したのはカブリ数物連携宇宙研究機構。ここは宇宙の謎などに迫っている機構のようだが、ここで感心したのは廊下に設置された長い黒板。10数メートルもあろうというその黒板に数式がびっしりと書き込まれている。研究者たちは自由に数式を書きながらディスカッションをしているもののようだ。
 この機構は、数学や物理、天文学など異分野の研究者が集まっているのが特徴だが、そもそも午後3時のティータイムには研究者が全員参加して交流しているのだそうで、様々な分野の専門家によるディスカッションが新しいアイディアを生み出しているのだろう。

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(写真3 柏キャンパスの構内。本郷、駒場と同じ面積がある)