ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

秋のバラ

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(写真1 微妙な色彩のカトリーヌ・ドゥヌーブ)

色か香りか姿か

 近所の公園にあるバラ園。今年も秋の公開が始まっている。
 このバラ園は春と秋の年2回公開されているのだが、春の方が種類も株数も多い。ただ、春には春のバラ、秋には秋のバラが咲いているように思う。
 バラは好事家が多いし園芸品種として種類も多い。私は詳しいことはわからないが、バラ園で咲いているものの中から好みで選んでみた。
 色で選ぶとカトリーヌ・ドゥヌーブがよかった。オレンジ赤というのだそうだが、微妙な色彩がこの大女優のイメージにぴったりし、可憐だったデビュー作『シェルブールの雨傘』を今さらながらに彷彿とさせる。香りも上品なもので、整った形もいいのではないか。

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(写真2 甘い香りが強かったゲーテローズ)

 甘い香りがよかったのはゲーテローズ。強い香りがした。ゲーテに献呈してこの名があるのだという。色はディープピンクというのだそうだ。また、パローレも香りが強かった。色はマゼンタピンクというのだそうだ。印刷ではマゼンタは色褪せしやすいインクだが、バラではどうなのだろう。どうもピンク系に強香が多いようだが、先祖をたどると同じあたりに行き着くのだろうか。そう言えば、花の形はちょっと違うが、パパメイアンというのも濃い赤で香りも強かった。
 鮮やかな黄色と整った形で目を引いたのはインカ。名前にどういう由来のあるのかわからないが、清純な印象があった。香りがきつくなかったからかえってそういう印象があったのかもしれない。

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(写真3 鮮やかな黄色と形で目を引いたインカ)