ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

能勢電鉄

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(写真1 山下駅のホームの様子)

近畿地方の鉄道路線⑩

 能勢電鉄は、阪急宝塚線の川西能勢口駅(兵庫県川西市)から妙見口駅(大阪府豊能郡豊野町)を結ぶ妙見線と、途中、山下駅で分岐し日生中央駅(兵庫県川辺郡猪名川町)に至る日生線がある。略称能勢電。阪急の子会社。
 川西能勢口駅は阪急と能勢電の共同使用駅で、能勢電が阪急に業務委託をしている。3面5線のホームがあり、4号線5号線が能勢電で、3号線は梅田から来た能勢電直通列車がスイッチバックする。ちなみに、阪急はホーム番線を号線と称している。慣れないと、道路の番号のようで違和感がある。
 14時44分発妙見口行き。4両。ワンマン運転。阪急と同じ車両だ。川西能勢口を出てすぐに左にカーブした。右に美しい斜張橋が見えたが、駅名にもあった絹延橋であろうか。住宅が続いているがいかにも山を切り開いたという様相だ。
 山下。妙見線から日生線が分岐する結節点。3面4線のホームがあり、1号線が日生中央方面、2号線が日生中央からの川西能勢口方面、3号線が妙見口方面、4号線は妙見口からの川西能勢口方面となっている。
 妙見口行きに乗ってきたのだが、まずは日生中央行きに乗り換えるつもり。3号線に到着したところ、同じホーム反対側の2号線に日生中央行きが入っている。それですぐに飛び乗ったら、この列車、面白いことにいったん川西能勢口方面に向かい、スイッチバックして1号線に入った。ここでもドア扱いを行ってしかる後に発車した。

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(写真2 日生中央駅)

 一駅で日生中央。駅周辺はいかにもニュータウン。朝夕には宝塚線梅田駅との間を直通運転をする日生エキスプレスなる特急列車が運転されているようだ。
 すぐに折り返して山下で先ほどと逆の手順で妙見口へ。どんどん山深くなって終点妙見口。妙見山への登山口で、ここからケーブルとリフトが出ている。
 なお、路線データとしては、営業距離妙見線12.2キロ、駅数14、日生線2.6キロ、駅数2。

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(写真3 妙見口駅)