ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

展覧会「へそまがり日本美術」

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(写真1 展覧会の看板)

禅画からヘタウマまで

 東京都下府中市美術館で開催されている。
 企画の妙であり、ユーモアたっぷりな絵があり、不気味な顔があり、稚拙だが味わいがある絵などとユニークな作品が集められている。
 禅画からヘタウマまで-との副題がついていて、白隠慧鶴、長沢芦雪、円山応挙、小林一茶、池大雅、与謝蕪村、伊藤若冲などと著名人気の名前が並んでいるのだが、その作品は実に個性的なものばかり。なるほどヘソまがりだ。
 雪村周継の「寒山図」は寒山拾得の寒山を描いたものだが、笑い顔が不気味だったし、海北友雪のの「雲龍図襖」の龍の顔はとぼけた味が感じられた。春叢紹珠の「皿回し布袋図」はユーモア。

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(写真2 徳川家光「兎図(部分)」=会場で販売されていた絵はがきから引用)

 徳川家光の作品が出ていたのにはびっくりした。「兎図」とあり、上手い下手は別にしてとてもかわいいことに感心した。もっとも、家光の作品としてみているからなおさらそのように感じるのであろう。
 また、若冲の「福禄寿図」はいかにもと思われた。
 ほかに、村山槐多や三岸好太郎などの作品まであって幅が広かった。

 なお、明日から10連休となり、本日が平成最後となります。次回は、5月7日、令和の時代となります。どのような世の中となりましょうか。まずは平和な時代を願ってやみません。

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(写真3 伊藤若冲「福禄寿図」=会場で販売されていた絵はがきから引用)