ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

花まつりコンサート2019

f:id:shashosha70:20190409151535j:plain

(写真1 コンサート会場開演前の様子)

華麗なるハープとの共演

 花まつりコンサートが今年も釈迦の誕生日に当たる4月8日横浜市の曹洞宗大本山総持寺境内鶴見大学記念館で開催された。今年が10回目。音楽ファン対象というよりは、ファミリーコンサートだから、会場は立っている人もいて満員の盛況ぶりだった。
 コンサートは、森知英のピアノ&コンサートコーディネーターによって進められ、出演は、ハープ山崎祐介、ヴァイオリン宮川正雪、チェロ西山健一。
 今回の特徴は、ハープが参加したこと。ハープの独奏によるアッセルマンの「小川」、ヘンデルのハープ協奏曲のほか、ハープの伴奏でチェロの演奏が行われたサン=サーンスの「白鳥」、同じくヴァイオリンとはマスネの「タイスの瞑想曲」が披露された。
 演奏の山崎さんは解説も務めていて、日頃ハープに馴染みの薄い我々にもやさしく話してくれて、ハープは弦が47本、ペダルは7本あること、演奏に用いる指は小指を除いて左右4本ずつであることなどがわかって面白かった。
 また、好事家の間では〝メントリ〟と呼んで親しまれているメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲が演奏された。ピアノ森、ヴァイオリン宮川、チェロ西山の三人はこのコンサートに何度も登場していて、とても息の合った演奏を披露していた。特に森さんのリードが素晴らしかった。
 面白かったのはアンコール曲。ピアノ三重奏にハープが加わっての演奏で、メンデルスゾーンの「歌の翼に」が演奏された。ピアノもハープも似たような役割の楽器、一緒に演奏されることは少ないだろうから貴重な機会だった。なお、この曲はハイネが作詞した歌曲として知られている。