ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

うに弁当

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(写真1 久慈駅の名物「うに弁当」)

三陸鉄道久慈駅の名物

 「うに弁当」は、三陸鉄道久慈駅の名物。待合室の一角に陣取った三陸リアス亭という店で売っている。駅そばや各種弁当がある。

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(写真2 久慈駅の三陸リアス亭)

 「うに弁当」は大変な人気なのだが、何しろ1日限定20個。私はこの駅で何度も乗り換えているのだが、そのつど売り切れだった。それで、このたびは一週間も前から電話して予約しておいた。
 前夜は久慈に泊まっていて8時05分久慈発盛行きの列車に乗ったのだが、朝7時半に弁当をもらいに行ったらもうできていた。予約の時に時間も指定しておいたのがよかった。この店はNHKのテレビ小説『あまちゃん』でモデルになったところで、宮本信子が店主を演じて評判になった。そういうことももあってさらに人気が高まったのかも知れない。
  弁当は、惜しげもなく全面にうにが敷き詰めてある。まことに豪華。うには軽く蒸してあるようだ。新鮮なうになのであろう、黄金色に輝いている。1,470円
 朝ご飯はホテルで食べてきたから、弁当はお昼にしようと列車に持ち込んだ。宮古を出た10時半ごろ、もう待ちきれなくて弁当を開いた。ところが、この列車は宮古からはほぼ満員の状態で、立っている人も少なくない。それで、弁当は食べにくかったのだが、弁当を開けると周囲からおおっと歓声が上がった。
 一口ほおばるとうにの香りが漂う。うには大好物だから、思わず顔がほころぶ。絶品である。一人で食べているのが申し訳なくて気が引けるようだったが、こればかりは分けようもない。隣の席の人から「いかがですか」などと問われるとなおさら恐縮してしまう。
 鉄道が好きで全国各地で乗っているから、駅弁を食べる機会も少なくないが、この「うに弁当」は、函館駅の「鰊みがき弁当」と両横綱ではないか。ついでに付け加えれば、折尾駅の「かしわめし」や大館駅の「鶏めし弁当」、深川駅の「そばめし」、富山駅の「ます寿司」などはさしずめ三役だろう。まあ、好き好きのことだが。

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(写真3 「うに弁当」のパッケージ)