ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

今年も文旦

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(写真1 高知から文旦)

春を届けてくれる

 今年も高知から土佐文旦が届いた。文旦が届くといよいよ春だ。
 我が家には紹介してくれる人がいて毎年清流四万十の流域の生産農家から直接送ってもらっている。
 現地では1月には収穫をしているようだが、地熱貯蔵で追熟させてから出荷しているので届くのはこの頃になるようだ。今年は収穫が悪いとあらかじめ知らされていたから心配していたが、届いてみたら例年通りの立派な内容だった。
 早速いただいたが、段ボール箱を開けると芳醇な香りがいっぱいに広がる。この香りは長い期間衰えることがなく持続している。
 いろいろな食べ方があるのだろうが、私はそのまま剥いて食べている。何の工夫もないがこれはこれでうまい。ただ、皮が厚いし、甘皮にも苦味があるから食べるには容易ではない。
 甘酸っぱさがあって、癖になる味わいだ。これほどうまいのに文旦が全国に広まらないのは、あるいは食べにくさにあるのかも知れない。特に最近の若い人たちは、食べにくいと言ってフルーツ全般を敬遠する傾向があると言うから、文旦はなおさらなのであろう。
 いずれにしても、季節の果物が、季節の訪れとともに食べられるというのは何とも贅沢な喜びだ。