ABABA’s ノート

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東葉高速鉄道

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(写真1 東葉勝田台駅2番線ホームで発車を待つ東葉高速鉄道地下鉄東西線直通快速中野行き電車)

千葉の鉄道④

 東葉高速鉄道線は、西船橋駅を起点に東葉勝田台駅に至る全線16.2キロの路線。駅数は9。東京メトロの地下鉄東西線と直通運転を行っており、首都圏のベッドタウンとして伸びてきた船橋市から八千代市を抜けている。
 この日は起点側からではなく終点の東葉勝田台から乗った。12月29日。東葉勝田台駅は、高架を走る京成本線勝田台駅に隣接しホームは地下に位置している。
 1996年の開業で、このあたりは東京への通勤需要が高かったものであろう。京成への乗り入れは考慮されなかった模様だが、これは京成とは競合の位置関係にあることのほか、ゲージが京成は標準軌であり、西船橋で直通している東西線が狭軌だから、東葉高速鉄道線としても狭軌とせざるを得なかったものであろう。
 そのことはともかく、1面2線のホーム、2番線から14時02分の発車。快速中野行き。この列車に限らず大半が西船橋で東西線に直通する列車ばかりで、線内運転の列車はは稀。
 発車するとすぐに地上に出て村上。快速列車だが、この列車に限らず全列車が西船橋までは各駅に停車する。ここは国道16号と交差している。
 八千代中央、八千代緑が丘と続く。八千代緑が丘には車庫がある。沿線は住宅地だが、アパートが多いようだ。
 次が船橋日大前。日大のキャンパスが近い。ここから地下になり北習志野。新京成線とクロスしている。日大の理工学部へ行くにはかつてはこの北習志野が最寄り駅だったが、現在は船橋日大前が最短か。利用したことはないが。
 再び地上に出ると飯山満(はさま)。ルビを振らないと読めない難読駅であろう。しばらく地上を走っていたが船橋が近づくと地下に潜り、東海神に続き西船橋到着。14時22分。東葉勝田台からわずか20分。列車はそのまま東西線に乗り入れ中野へと向かう。
 8番線到着だが、ホームが狭く乗降客で非常に混雑している。写真を1枚撮りたいと思ったが人混みに押されてままならなかった。西船橋は大きな駅で、3社5路線が乗り入れており地上ホームと高架ホーム合わせ12番線まである。慣れていないと人混みでホームを探すのも一苦労だ。