(写真1 いつもの公園に咲いていた蝋梅の花)
穏やかな三が日
2019年の正月三が日は穏やかな気候に恵まれたし、ほぼ例年と変わるところはなかった。
嫁いだ二人の娘がそれぞれ家族連れで暮れから遊びに来ていて、三が日ものんびり滞在して帰って行った。それにしても娘というのは実家に帰ってくるとどうして何もせずにあうもくつろいでいられるものなのであろうか。おかげで、こちらは4人の孫の世話でてんてこ舞いだった。
元日に近所の公園を散歩したら、蝋梅が咲いていた。初め気がつかなかったのだが、香りに誘われて気がついた。花はねっとりしたつやのある黄色い花びらが特徴で、まるで蝋細工のようにも見えるからこの名がついたものであろう。和菓子のような甘ったるい香りが特徴で、毎年この時期に咲いてくれるから正月が来たことを教えてくれる。
初詣は今年は二日に浅草寺に出掛けた。いつもなら元日には欠かさなかったのだが、風邪気味だったので自重した。
そうすると、元日なら雷門から本堂まで1時間もかかる長い列も、今年は30分もかからないのだった。もちろんにぎわっているし混んではいるのだが、元日ならほとんど動かない参詣者の列も、今年はゆるゆると進んだ。
それでも、振り袖姿に華やいだ若い女性の姿も多かったし、西洋人東洋人問わない外国人も多くて、正月らしい風景だった。
(写真2 初詣客でにぎわう浅草寺。正面が総門に当たる仁王門。左は五重塔)