(写真1 若桜駅の車庫に入庫してある車掌車ヨ8627)
シリーズ車掌車を訪ねて
若桜駅(鳥取県八頭郡若桜町)は、若桜鉄道の終点。いかにも行き止まりの終着駅の旅情を色濃くし、駅前の街路と合わせ落ち着いて魅力的なたたずまいを見せている。
(写真2 若桜駅構内の様子)
小さな鉄道にしては立派な構内があり、ホームは1面1線だが、たくさんの側線留置線があって、待機してある車両のほか、企画運転に使用するものであろうか、客車が数両留置してあった。また、転車台もあって、蒸気機関車C12 167号車が運転できる状態になっていた。
奥に車庫があって、ここに車掌車が格納されているというので、入構券(300円)を購入して見学させてもらった。ちょっと狭い車庫でしかも一番奥の車両だったので見づらかったが、車掌車はヨ8000形のヨ8627。ピカピカに磨かれていていつでも動くように動態保存されていた。イベントの時などにはSLに連結して運転されるのだろうと思われた。
(写真3 転車台の向こうにSLの勇姿)