ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

夏模様

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(写真1 夏の到来を感じるノウゼンカズラの花)

夏に強く咲く花

 西日本集中豪雨被災地の皆さんには申し訳ないが、首都圏は晴天の暑い日が続いており夏真っ盛りの様相だ。結局、梅雨らしい雨が少なくて6月末に梅雨明け宣言が出されたのには驚いた。
 この頃では朝の早いうちから真っ白な入道雲が青空高くモクモクとあがっていてすっかり夏模様だ。夏模様などという言葉遣いは本来ないのだろうが、井上陽水の歌が突然ひらめいた。
 花も夏の花が揃ってきた。ノウゼンカズラが咲いている。私はこの花を見ると夏の到来を強く感じる。それにしても今年は早くはないか。橙色して派手な色彩をしているが、花はぽたぽたと散るから忌み嫌う人がいるかもしれない。

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(写真2 夏に強く花期が長いサルスベリ)

 サルスベリ(百日紅)も夏の花。つるつるした幹は猿でも滑りそうなのでこの名がついたようだが、ピンク色の花の花期が長いので百日紅の名もある。この花も夏の暑さには強い。
 ムクゲ(木槿)も咲いていた。派手さはないが夏にけなげではないか。ムクゲが咲けば、そろそろフヨウも追いかけてくるころか。
 最も夏らしいイメージはやっぱりヒマワリ(向日葵)か。お天道様に向かって高く伸びる姿はこれぞ夏模様であろう。

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(写真3 ムクゲの花)