ABABA’s ノート

旅と鉄道、岬と灯台、読書ときどき映画あるいは美術に関するブログです。

国道45号線を北へ

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(写真1 鵜住居駅前に建設中のラグビーワールドカップ大会の会場)
7年目の被災地へ②
 大船渡からは国道45号線をひたすら北へ進み釜石を経て山田を目指した。
 釜石の次が鵜住居((うのすまい=釜石市)。山田線なら釜石から二つ目の駅。山田線の復旧工事が急ピッチで進められていて、線路はほぼ敷き終わっているようだった。
 その鵜住居駅前徒歩5分ほどか、2019ラグビーワールドカップ大会会場となるラグビー場の建設が行われていて、すでにスタンドの一部が姿を見せてきていた。
 鉄の町、ラグビーの町釜石では、ワールドカップへの期待は大きく、工事中のスタンドにも「想いを一つに「釜石の復興のシンボル」を築く!」の看板が大きく掲げられていた。

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(写真2 山田線の復旧工事が進められている鵜住居駅付近)
 鵜住居の次は大槌。ここもほぼ壊滅したような状況で、町長も亡くなった。三陸沿岸では北部ほど復興は進んでいて、南部ほど遅いという印象が強いのだが、ここは南部にあって復興が最も進んでいるようだった。
 町の区画整理が終わり、電柱が建ち並んでいて、新しい住宅が次々と建ち並び、新しい町の形が現れてきていた。

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(写真3 復興の進捗が早いように見られた大槌市街の様子)